答えの潜むプウルで。

Tuesday , 26th October 2010　　gremz 自然破壊 森林破壊 大気汚染 オゾン層破壊

乾季が訪れたなら
喉鼻の粘膜、眼球、身体を覆う皮膚諸々について
保湿を考えなくてはならない。
全ては自身が不快となるのを避けるためである。

ではあるが鼻周りなどは少し特殊で
ティシュで軽く触れただけであっても薄皮がめくれたりする。
めくれて傷となるでなく出血するでなく痛むでなく
不快指数は極めて低い。

ただ鼻孔近くでそれらがそよいだりすると皮膚とは異なる
あまり堂々と見せつけてはいけないものと疑われかねぬ。
「疑われようと皮膚だし」と泰然と構えていると
妙な疑いを抱かれぬよう、他者に不快感を与えぬよう
「これを使いなさい」と妹がチューブ入りクリームをよこす。

鼻周りの薄皮が剥けたときのためのクリームなんてものが
世の中には用意されているのだった。
特別他者より多く怪しげなものをそよがせる訳ではないが
世話好きの妹は何かとそうしたものを見つけては
不精せぬよう私にそれらを与えるのである。

せっかくなのでいつでも使えるよう持ち歩く訳だが
持ち歩くものは他にもあって
鼻周りの薄皮が剥けたときのためのクリームなんてものを
時に歯ブラシに絞り出してみたりして奇天烈な味。

目薬無しで眼球が潤う。 2011-10-24 12:40 更新

タグ：アルガード 乾燥 保湿