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冷たいものは飲めないの/過去記事隙間三行 [町田さん]

Tuesday ,28th February 2012  gremz 自然破壊 森林破壊 大気汚染 オゾン層破壊

過去記事が出てきた。
猪突な馬鹿っぷりが痛々しくて愛おしい。
馬鹿の生まれ落ちた日記念にて再掲。

2013-03-31 11:35 更新 398日遅れ

■冷たいものは飲めないのの巻 28/MAR/2004

町田さんのライヴに初めて行く。
やはり日帰りは無理な体調でホテルを予約、
愛車「みかん」に乗って吉祥寺へゴーゴー。
なんて言いながら今にも吐きそうで泣きそうな緊張感。
ホテルに着くと薬を飲むための食事を確保に外出するも
ものの2、3分で緊張感で目眩。

目の前にあったカーネルおじさんのお店に突入。
適当に買い込んで、ホテルの部屋にお持ち込み。
私が瀕死の白鳥だってのに同居人は「フライドフィッシュにソースがねえ」とか
至って暢気っていうか、元気っていうか、少し黙ってろっていうか。
瀕死の白鳥もチキンの入ったサンドウィッチとか共食いしてんだけど。
あくまでも薬飲むための手順として。
薬を飲んだら体力復活を図って、目覚ましかけて午睡した。
主に同居人が「ガーガー」とアヒルみたいに。
私は取り敢えず寝転がって持参の本を開いたり天井眺めたり
目を閉じて誰に対してだか不明な眠った振りをしたり。

部屋を出たのは開場時間を随分過ぎてからのこと。
多分、というより絶対大丈夫と思うのだけど万一の嘔吐が心配。
途中のコンビニでハンカチ一枚購入。「シールで良いですか?」
普段なら良いけど「袋に入れて下さい。」にさせて貰う。
エチケット袋が欲しいのに
その袋をいただかないとハンカチ買った意味がない。

スターパインズカフェに着いたのは午後7時前後。
ドリンクに困る、冷たいものは飲めないから。
けど裏メニューでぐり茶或いは凍頂烏龍茶ホットなんてないみたい。
仕方なくジンジャエールを頼む。持ってるだけで寒い。

ズボンズが始まる頃、私と同居人は前から4、5列目に立っていた。
客は楽しみに来ているのだから良いのだけど
聴きたい見たいというよりは騒ぎたいが勝っている感じで
少なくとも4、5列目前後では町田さん狙いの私のほうが
彼らよりよほど真剣にズボンズを聴いていた気がした。
と足の指に激痛。ピンヒール女に足を踏まれた。
知ってて知らぬふりの彼女に「足、踏んでるんだけど!!」と言うと
「騒ぎたくないなら後に行って」
ちゃんと耳元で大声で言っているのに日本語が通じない。
ジンジャエールのグラス持ってたら、氷ごと、頭から浴びせるとこだよ。
仕方ないから足踏み返して、戻す踵でスネ蹴りしてみた。
日本語は苦手でも力技は通じたみたいで私から離れて行く。

ズボンズが終ると
私と同居人は前から3列目くらい中央からやや右寄りに移動。
こんな近くで町田さんがと思うと緊張は高まる一方。
耐え切れずピルケースから薬を取り出し水無しで飲む。
セッティングにかなりの時間を要した後、いよいよ町田さん登場。
酷い緊張が何故か一気にほぐれて、周囲の空気も変わっている。
静寂というのではないのだけど、一言も一音も聴き逃したくないというような。
うしろから押されて苦しいということもなくて、集中できて有り難い。

町田さんは風邪を召されいてたようだけど
それを感じさせる様子は微塵もなくて
始めから終りまで聴かせて見せて楽しませてくれた。
緊張の一部には町田さんが私の思っているようなひとではなかったら
好きなひとに失望したくないという気持ちがあったかもしれない。
でも、もう、そういう心配は一切なくてライヴが終ると同居人とふたり
夜風の冷たい吉祥寺の街を手を繋いで走って帰った。
ソースのない冷えたフライドフィッシュを残した部屋に。
書いた日:5/MAY/2004

町田康・新ユニット「吉祥寺 REAL ROCK」 吉祥寺SPC

町田康様(歌、ギター)・内藤幸也(ギター)・西村雄介(ベース)・ロジャー高橋(ドラム)

セットリスト
01:夫婦茶碗
02:すっぽん〇(尻の穴)
03:昔の話ばっかりしてる奴
04:頭が腐る
05:朝日がポン
06:自己紹介
07:ダラダラ
08:無職の夕べ
09:パンクロッカー
10:グローリア
11:今日やった奴
12:退屈なレイニー
13:ガラスの動物園(アンコール)

++物販++
ミラクルヤングCD『ミラクルヤング』、ミラクルヤングのTシャツ

犬とチャーハンのすきま

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
  • 発売日: 2010/04/28
  • メディア: CD



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