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どこ吹く風よ五月のゴリラ [日々の暮らしで思うこと]

Thursday, 28th May 2020

夢の中で耳鳴りがした。身体の怠さに少し横になるつもりで寝そべるとそのまま寝てしまった。気付くとというのは夢の中でのことで、気付くと酷い耳鳴りがしていて、そこでの事実として私は大切なひとを失っており、それを誰にも知られぬよう隠していた。壁の一面がない舞台や映画のセットのような部屋に暮らし、通行人は普通にいて、秘密を守るのに苦労しながら、大切なひとを失ったのは本当だろうかと考えていた。考えれば考えるほど耳鳴りが酷くなっていく。頭の中で道路工事とビルの解体とロケットの発射とが同時に行われているかの音がして、その合間に低い声で何か語られる。それはこれまで存在せぬ発想視点の物語で、それを全人類が読むことで全人類が救われるらしかった。私は轟音の中の低い声をどうにか聞き分けて紙に書きうつすけれど耳鳴りの強さは増し頭痛もして低い声が聞き取れない。全人類を救えず、大切なひとを失い、耳鳴りの酷さにのたうち回る。絶望のうちに目が覚めた。起きてみても耳鳴りは続いた。

不機嫌なアヒル

昨朝、犬と病院へ行った。フィラリアの検査、白犬の健康診断とワクチン接種、予防薬と茶犬の予防接種免除の証明書をもらうなど。この病院では口輪必須との指示を受けていてクルマを降りる前に嘴を装着。そういう約束なので着けますねと茶犬へ言ってはみるが、私自身薄手の不織布マスクですら不快で、茶犬の嫌がる仕草に申し訳ない気持ち。
幸い、ほかでは今のところそうした話は出ておらず、トリマーさんなどは「今日もいい子で頑張ってくれました」と毎回言ってくれて、営業トークにせよ、ほっとする。次回をお願いするのが苦にならず、有り難い。
社会化期を病気で過ごしたのと怖がりなのとが外での悪い評価に影響しているように思う。家の中ではまあまあお利口さんで、ブラッシングや歯磨きなんかは白犬よりずっとやりやすい。この感じを外で発揮出来ればと模索している。

診察室の白犬

マスクのことは諦めていて、直ぐにユニ・チャームの超快適を買えるようにはならないと思う。超快適が適正価格でいつでも買えることが私にとって非常事態でなくなる一条件であるが、そういう日が来るのかわからない。予備数枚を未使用のまま残し、使ったものを洗濯してしのいでいる。使うものには私なりのこだわりがあり、見知らぬマスクが市場へ出たからと言って喜べない。

腹黒かったり横柄だったり仲間内で優遇し合ったり、ひととしてどうかしていたとしても、まともなマスクすら選べぬとは思わずにいて、決定権を持つと思しきひとたちにどういう能力があり、どういう仕事をしているのか、全くわからない。

以前勤務していたところで若いひとを抜擢する人事が、斬新さ新鮮さを企業にもたらすと期待されたことがある。貢献できる才能や技術や知識がありながら勤続年数の少なさや年齢の若さだけで出世出来ないのは企業にも労働者にも不利益だ。しかし、ただ若いというだけで抜擢しても無意味で、命令に従うとか挨拶の声が大きいとか、更には自分より明らかに能力が劣るので地位が脅かされぬというような人事が相次ぎ、何ら奏功の気配がないということがあった。単に私の勤めていたところがどうにも駄目だったのかもしれないけれど。

年齢や性別や国籍や外見や職業諸々でひとを一括りにこうとは言えぬが、自動車運転免許証返納が推奨されるのは、加齢で衰える機能があり得ることを多くのひとが感じているからではと思う。
一般企業では定年近い年齢のひとを指して鼻たれと子ども扱いするような話が今もあるか知らぬが、国会議員の平均年齢は60歳に近いように記憶している。ときに尊大でときに卑劣で、想像力が枯渇したかの振る舞いを見るとき、かつての勤務先のような出来事を経ても、もしかすると加齢が影響するかもしれないと考えることはあって、若いひとが出てきたら世の中がよくなるような思いがどこかにあった。
しかし、例えば環境大臣の言葉をそのまま一言一句変えず総理大臣が総理大臣の声で言ったとしたら、普段と違うとか様子がおかしいとか、気付く自信がない。
主義主張年齢性別が違っても、政治家には政治家の言葉選び、振舞い、思考回路があって、誰もが濃淡のどこかにいて似通っているのではと思ってしまう。政治によって世の中がよくなる日があるのだろうか。

選挙のときには、山田春子とか小川明とか小学校で習う字の並ぶ名前を、やまだはるこ、おがわあきらとポスターに書いておいて、当選してみればレジーム脱却とかモメンタムが失われるとか言い出して、何をどう使い分けているのか知らないが、振り幅から言えば、自己都合で話し相手を選んでいて、常に国民を思うことはなさそうだし、一瞬も思うことがない可能性すら感じる。

苦しい

ここ数日の日記は携帯電話とKindleで書いた。起動の手間がなく何かの合間合間に書くことが出来てノートとボールペンのようで便利。出来上がり画面はピラミッドに眼球、背景に目に悪そうな黄色が使われるPC用のほうが私は好きです。

終わった !!

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