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片手では持つに持てない片手鍋 [日々の暮らしで思うこと]

Saturday, 6th June 2020

朝7時前にPさんから連絡があり、猫の病院への同行を頼まれる。ワクチン接種に行きたいとのこと。無理ならひとりで行くと言われ、起きがけの判然とせぬ頭で考えもなく同行する旨返答したところ、7時40分に家を出るつもりだそうで、急に忙しい。犬と5分くらい散歩出来るかしらと支度を始めるも、そういう時間はなかった。
前日までに言っておいて貰えると助かりますと伝えると、今朝思いついたそうで、それでは仕方ない仕方ないよと思おうとしながら、何故昨晩思いつかぬのだ、今朝であれば何故明日行くように思いつかぬのだと思いもしたあと、引き受けたのだ諦めろと考えるのを止める。

猫の病院と言っても私が犬を連れて行く病院でもあり、要は動物病院であるが、Pさんはここを苦手としている。混んで時間がかかるのと、何か言うと否定されるためらしい。私はここの治療で茶犬が死にかけて、期待も信頼もしていないけれど、行くことそのものへの抵抗はない。
ただ、猫一匹のワクチン接種に私が担う役割はなく、蜜を避ける措置もとられており、クルマの中で待つばかり。ワクチン接種の済んだ猫とPさんの暮らす家へ帰り着くまでの間、Pさんが獣医師や看護師に感じた不満を聞くのが主な仕事。病院は思ったより混んでおらず、10時前には帰宅した。

本当にこんなことは大したことでなく、Pさんからは物を貰ったりご馳走して貰ったりもしていて、重荷に思うのは筋違いなのだけど、どうしても自分が消費されたように感じ、厳しいと思い、解放を望んでしまう。何をした訳でなく疲れ果て、心や何かがすり減った気がする。気がするだけでなく事後寝込むこともある。
無理ならひとりで行くと言いはしても、私が断れば、じゃあ行くのを止めるということがあり、選択肢があるようで実はそうでもない窮屈さがあるし、考えが異なり過ぎて一緒にいることが苦しかったり、単純に家にいたかったりする。
何度かそれを伝えたけれど、彼女は私の妹で、血縁で疎遠など人非人と責められ、腐れ縁は腐れ縁として保持される。同じ勤務先を選び近所へ越して来るなど度が過ぎるものの、生い立ちを思えば家族というものへの思い入れが強いのではと推測は出来る。
今の私は働いておらず(昨年二月からアルバイトすらしていない、働く意欲もない)、社会で苦労の多いPさんへ何かしら出来ることがあるならしてもいいのでは、そう思うよう努めている。寝込んだところで毎日が日曜日、犬の世話に困るだけのこと。

10時過ぎ、犬に豚肉とキャベツときゅうりにいつもとは別の魚ベースの大粒ドッグフード(ファーストメイトパシフィックオーシャンフィッシュ)をあげた。11時前、納豆と紫玉葱と胡麻のスパゲッティを食べ、緑色のコップでぶどうジュースを飲んだ。

17時過ぎ、Pさんから埼玉に大雨警報が出ているが犬の散歩はどうするのだとちょっと飛躍した感じ(埼玉に住んでおらず、台風ならともかく通常は然程影響せず)の問いがあり、一緒に散歩した。
帰り際、白犬がPさんのクルマへ歩み寄ったため、クルマへ乗りたがっているということでスーパーマーケットへ行き、メキシコ産の南瓜とルーミックミートソースの素と3割引のサーモンの刺身を買い、726円使う。

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帰宅して、サーモンの刺身を茹でたあと、ドッグフードの新しい袋(2.27kg入り)を開け、カインズのダブルジップの冷凍保存袋5つに小分けする。冷凍保存袋へ入れるが常温保存で、冷凍用が丈夫な気がして、それだけを買い、使っている。
犬の夕食にサーモンと鶏胸肉とキャベツにいつもの魚ベースの小粒ドッグフード(ロータスグレインフリーフィッシュ)をあげた。私はPさんが買ってくれたカツ丼を食べた。カツは美味しく、ごはんは不味かった。

そう描いた記憶はないけれど、アヒルのコックさんの絵描き歌の歌詞が頭にあって、6月6日に雨がザーザー降るか割と毎年気にしている。夜になって雨音が聞こえ、やがてザーザー降った。降ったなと思うだけで何の感情もなかった。
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