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勝手にひとの頭で響く [日々の暮らしで思うこと]

Friday, 19th June 2020

雨が降っていて散歩へは行かれぬと思う。朝6時半から8時半まで片付けをしてゴミ袋8つ分のゴミを捨てた。捨てやすいものから捨てており、そういうものは居間の外にあって、居間が片付かない。昼も夜もなくカーテンを閉じている。窓を閉じている。私が閉じているのだけれど、外界から締め出されたような気もする。突き放されたというのではなく、気付くと船が出航していた。最後の船に乗り遅れた。というような。この感覚は窓やカーテンを開くと変わるのだろうか。(処分済み 51/500)

9時過ぎ、卵を茹でた。思いの外よい具合に茹で上がり、殻がツルリときれいに剥け、何もかもがうまくいく。単に茹で卵のことだけれど。

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いつからか丁寧な暮らしというものが恥ずかしいことのようになった気がする。丁寧な暮らしをしようという心がけは悪くない筈なのに。思うに丁寧な暮らしを見せびらかしたり、他者へ提案したりするひとがいて、評判を落としたのではないか。よいことはこっそりやれと言って、善行を私がしたと吹聴するなという話だったと思うが、丁寧な暮らしなども黙ってしておけば誰の迷惑にもならず、注目されず、自分だけが納得する自分のための充実の日々を送ることが出来る。素知らぬ顔で丁寧に暮らそう。

9時半、犬に鶏のささみと茹で卵と小松菜と魚ベースのドッグフードをあげた。

10時過ぎ、傘を差し、ひとりでパン屋へ出かける。食パンとクロワッサンとソーセージパンとレーズンパンとコーンパンを買い、1500円くらい使った(レシートを失くした)。食パンとクロワッサンは自宅用で、ほかはPさんへあげる分。パン屋からの帰途、合鍵でPさんのところへ寄りパンを置いておいた。

11時過ぎ、キャベツと紫玉葱にマヨネーズと胡椒を和えたものに何もかもうまくいった茹で卵をのせたものとクロワッサンを食べ、青いコップで豆乳を飲んだ。クロワッサンの欠片をポロポロこぼすのを茶犬は知っていて、椅子の下で待ち構えて欠片を食べた。

雨ということを考えずに洗濯をして、コインランドリーの乾燥機で乾かす。ひとりでクルマへ乗ることも少しはしてみようと思い、ひとりで出かけた。歩いて5分のところへ。36分乾燥させて400円使った。

18時頃、犬には朝と同じものをあげた。私は食パンの端(片面全てがパンの耳みたいなもの)と蒸し小松菜と蒸し南瓜と何もかもうまくいった茹で卵を食べた。茹で卵には服部幸應さんの写真が印刷された袋に入っているローズソルトを添えた。塩はあまり減らない。服部さんの塩は5年くらい使っている気がする。おろし金で細かくする小石のような岩塩があるけれど小石のまま戸棚にいつまでもある。

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いつか、柔軟な考えについて、こども向けに書かれた本を読んだ。チョコレートをいつまでも持ち続ける方法として毎回半分食べると書いてあったと思う。半分を残し続けたならいつまでもチョコレートはあるだろうけれど、いつまでも半分に割り続けられるだろうか。よくある板チョコでは10回割るのも難しい気がする。いつまでも持ち続けたければ一口も食べずにおくのが確実だ。食べてはいけないチョコレートを保管してチョコレートを持っていると言えるのかという問題が生じるけれど。
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