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ついてくるのは天辺の月 [日々の暮らしで思うこと]

Monday, 22nd June 2020

朝から雨が降り続き散歩出来ない。白犬は落ち着き、すやすやと眠り、穏やかで、安静のためには雨でよかったのかもしれない。
7時半から8時半まで居間の片付けをした。あまり捗らず、無駄骨のよう。通過点のどこかにいると思いたい。全てを思う場所に整頓したい。
9時、犬に豚肉と南瓜と胡瓜と魚ベースのドッグフードをあげた。白犬は普段と変わらぬ具合にのんびりとフード以外を概ね食べた。
白犬はごはんを食べるのが仕事で、ごはんを食べるためのご褒美が要る。同居人が、これ(おやつ)を食べたらこっち(ごはん)を食べるんだよなどと、ごはんを食べない白犬に粘り強く交渉していて、そんなことが伝わるかしらと冷ややかに見ていたのだけど約束は大概守られ現在に至る。
それでごはんの前にはカンガルージャーキーをあげているのだけれど、草の葉で切れてしまう喉にカンガルージャーキーをあげてよいのか迷う。貰えるもの無しではごはんを食べないので、厚紙を揉むようにやわらかくして、層になった部分を剥がして薄くして、それを細かく刻んで白犬にあげた。カンガルー界では冷酷な殺人鬼として記憶されかねぬが白犬のためなので仕方ない。
9時半、豚肉と胡瓜と小松菜と胡麻の酢の物とキリ(クリームチーズ)とトーストを食べ、炭色のコップで豆乳を飲んだ。正午前、ハーゲンダッツキャラメルホリックを食べた。安定の美味しさ。
午後遅く、風が強まり、空気が冷える。少しずつ書類を処分する。やはり捗らない。
20時頃、犬に豚肉と銀鮭と南瓜と魚ベースのドッグフードをあげた。私は銀鮭と南瓜とイチゴジャムを塗ったトースト食べた。21時頃、森永ミロハストロベリーミックスを飲んだ。清涼飲料水と書かれているが喉が渇いたときに飲む感じはない。栄養バランスオレって誰って聞きたくなるけど、俺のことでなく、ミルク風味のフルーツっぽい飲み物。もう1本、冷蔵庫にあってどうしようかなという相性。

犬に何かあったら、それは考えておかなくてはならないことだ。大抵、犬のほうが寿命が短い。世話をする者無しでは暮らせず、私が先に死ぬ訳にいかぬことからしても、いつかいなくなるときが来ると考えておかなくては。そして、よりによって私のところへ来てくれたのだから私は出来るだけのことをして楽しく暮らせるようにしたい。
犬は今のところ目に見えて歳をとった感じがなく、2頭身の乳児が3頭身の幼児になったくらいのもので、いつまでも可愛いくて、ぬいぐるみかと思う。体力は少しずつ変わっているけれど、人間のように一目で以前とは違うというものは殆どない。この小さい身体に老いる仕組みが入っている気がせず油断してしまう。

年齢を訊ねられたひとが、いくつに見えるか、いくつだと思うか、と返すのは面倒だとか質が悪いということになっている。私は答えたくなくてそのように返すひとがいるのではないかと思う。年齢を訊くひとはそれを何かの指標にする訳で、年齢で何らかの判断をしようとしている、それが嫌なのだと思う。
私自身、何かにつけ少数派或いはひとりぼっちということが数限りなくあって、何歳であれば知っている筈、経験している筈、思う筈、諦めた筈という思惑から大抵外れるのに、勝手に分け隔てされるのは納得しかねる。血液型をB型と答えたときに、なるほどと言われて、何がと思うのと同じ。なので答えなかったら答えたくないことを訊いたのだと思って引き下がって欲しい。年齢を訊くことこそ面倒で質が悪いということになって欲しい。
時に諦めの悪いひとがしつこく何度も訊いてくるが、訊かれれば訊かれるほど答えたくなくなり、こちらもしつこくはぐらかす。いつだったか頭の中に年表のあるようなひとがいた。不意に鎌をかけ、新人類とか氷河期とかバブルとか共通一次とかゆとりとかブチ込んでくる。幅が広過ぎやしないかと思いつつ、私はいつも聞こえぬ振りで、え、とか聞き返していた。耳の遠い老人に数えられたかもしれない。
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