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帳尻と辻褄の合わせ鏡 [日々の暮らしで思うこと]

Tuesday, 23rd June 2020

朝6時から8時半まで片付けをしてゴミ袋4つ分のゴミを捨てた。(処分済み 55/500)
何だか疲れ果てた感じで頭も身体もフラフラして、地面が揺れているのか足の裏がぶよぶよに膨れているのかわからず、耳が聞こえ難い。頭の天辺から足の爪先、踵まで涙が詰まっているようで悲しいし苦しいし死ねるものなら死にたい、楽になりたいと思ってしまう。多分、気分が深い深い海の底へ沈んだ。光の届かぬ底へ沈んだ。

家の直ぐ前にゴンドラ付きの自動車が停まっている。春先くらいから電信柱を長く強固な感じのものに取り替えたり、数を増やしたり、電信柱の天辺をピカピカの金属で覆ったりで、歩くにしてもクルマにしても出入りの不便なことが時々ある。朝から夕方までうるさかったりもする。またか、と思って警備員に聞くと完成写真を撮るだけなので一瞬で終わると言う。こういうときの一瞬が一瞬で終わったためしはないし、一瞬で済むなら完成時に撮っておけよと思うけど、へえ、直ぐ終わるんですねと言った。何事もないように普段の声で言うことが出来た。

8時40分頃、犬に豚肉と銀鮭と南瓜と魚ベースのドッグフードをあげた。

一瞬ではなかったけれど夕方まで居座ることもなく1時間くらいのうちにゴンドラ付きの自動車はいなくなった。邪魔するものは何もない。10時過ぎ、隣町の農産物直売所へ行った。ピンクのバラとカスミソウと名前のわからない黄色い花を買い、700円をauウォレットで払った(auPAY非対応)。18kmを走り11時半には帰宅した。

13時過ぎ、納豆と長葱と胡麻ともち麦ごはんを食べ、紫色のコップで豆乳を飲んだ。紫色のコップはデュラレックスピカルディ6色のうちのひとつ。実用品なのに、どの色もそれぞれに美しく、気に入っている。一遍に使うのは多くて2つだけど、もう一揃え欲しい。一番よいのは別の6色が新たにつくられること。

19時過ぎ、犬に豚肉と銀鮭と大根と胡瓜と魚ベースのドッグフードをあげた。20時前、大根と胡瓜を胡椒とマヨネーズで和えたものと銀鮭ともち麦ごはんを食べた。このときもまだ昼の長葱が胸の辺りにありありと存在を示していて主張の強い野菜だことと思う。
胡椒はミルで挽き立てを入れたいけれど、スパイスは殆ど要らない。粒胡椒とバジルとシナモンがあれば大抵大丈夫だと思う。寿司には山葵、鰻には山椒、温かいうどんに七味は当然ある別勘定として。

20時半頃、壊れた風呂釜で沸かした風呂へクールバブアザレアハーモニーを入れて入った。敏感なひとには向かないかもしれないそこそこ強い香りだけど、私にはよい感じだった。ああ、またお風呂へ入りたいと湯へ浸かりながら思う。

白犬は助かり、幾らかのゴミを捨て、花を買い、ごはんを食べ、風呂へ入る。よいことしかなかった。そう思っても私に充満する涙は減りもせず、盛大にはち切れそうな危うさのままある。自分では手当て出来ぬところのもので、勝手に鎮まるのを待つ。梅雨明けを待つのと変わりない。一遍に晴れたり愚図ついたりするのも含めて。
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