藪から棒のへびいちご [日々の暮らしで思うこと]
Wednesday, 24th June 2020
8時前から8時過ぎまで牛の歩みで散歩した。(3382歩）少しも運動らしきことをせず、へとへとにくたびれていた。なのに、どういうことか、居間のソファを捨てねばと思ってしまった。
へとへとなんですけどと泣きたい気持ちでオレンジ色のソファをずるずる窓際へ引っ張り、掃き出し窓から室外へ運び出した。クルマから犬のカート(ベビーカーみたいなもの）を下ろしてスペースを空け、後部座席をぺったんこに倒して、後ろの跳ね上げドアからソファをぐいぐい押し込んだ。入ったと思ってドアを閉じようとするとドアが閉じない、と言うかソファが全く入っていない。ドアが閉じず、はみ出しているのを見て、全然入っていないことに気付いた。そうなってやっと、そもそもこれはクルマに載るサイズなのかということに思い至る。
散歩から戻り、そのままの勢いでここまで突き進んで、ちょっと冷静に考えると入りそうにない。高さは天井ギリギリで、幅も殆どぎゅう詰めで、後ろが20㎝くらい出ている。たまに見る、自転車を無理矢理積んで跳ね上げドアをロープで結ぶ技、ああいうのにしないと駄目な気がした。そういう光景を普通に見ているので問題ない筈なのだけど、ここまで頑張ったのに勿体ないなと、また自分でも理解できない思いが出た。自分の中に何人の敵がいるのだと思いつつ、じゃあ押し込むしかないなと24人のビリーがいるつもりで声に出して言った。
少し同じ場所で過ごす（食事、仕事、何かの集まり）と殆どの場合、何故しゃべらないのだとか、会話はキャッチボールとか、何を考えているかわからない、得体が知れない、不気味などと面と向かって或いは人伝に聞かされる。まあ、でしょうね、と思う。ただ、イマジナリーフレンドと言うほどのものではないけれど、自分の中で様々な考えが渦巻いて、それだけで手一杯だったり、事足りたり、黙っているのが苦にならないとか話す余裕がないという事情はある。
多様性というとき、あからさまに辛いめに合ってきたひとたちが注目されるのは必要なことだ。同時に、目の前のひとは見たままのひとではないかもしれない、知らない事情があるのかもしれないとそれぞれで考えることが出来たら、些細なことにしろ重大なことにしろ、困っているひと或いは怒っているひと或いは投げやりになっているひとその他諸々が、理解されたり認められたり助けられたり挨拶されたり優しくされたりするのではと思う。多くのひとがそれぞれに暮らしやすくなるのではと思う。
ソファは、引っ張って角度を整えたあと、はみ出した部位に背中を当て、地面に踏ん張って押してみた。何かパズルがカチッと収まるような最善の位置へ導かれ、跳ね上げドアを閉じることが出来た。帰宅して一時間が過ぎていた。
10時、犬に豚肉と銀鮭と胡瓜と大根と魚ベースのドッグフードをあげた。私は納豆と長葱と胡麻ともち麦ごはんを食べ、紫色のコップで豆乳を飲んだ。
13時半に家を出て、ゴミ持込センターへ行く。クルマが満杯なのと吠えて迷惑になるので犬は留守番。センターに着くとクルマごと秤に乗る。受付のひとに身分証を見せて、センターの中へ。係員のようなひとたちがいるけれど役割分担がわからないので、自分で荷下ろしするものと思い、跳ね上げドアを開けてソファを力任せに引っ張ろうとした。すると、駄目駄目と止められる。私の乱暴なやり方ではクルマの天井が破れてしまうとのこと。手を置く場所を教えて貰い、係のひとの力も借り、せーのの掛け声で引いたら、抵抗なくスルスルとソファが出てきた。ついでに持って行ったペンダントライトと釣りの仕掛けの入った箱も引き取って貰った。２と書かれた札を貰い、受付へ戻り、クルマで秤へ乘る。２の札は粗大ゴミ２つということらしかった。200円を現金で払い、家へ帰ったのが14時5分。35分、11kmのひとり旅だった。
オレンジ色のソファは大きめのひとり掛けで、オレンジ色の大きめの背もたれのない四角いソファなのかオットマンなのかというものと、緑色のふたり掛けのソファの三点セットで、居間にはまだオレンジ色の四角いのと緑色のソファが残っている。ヘタってきているし、場所もとるし、でも愛着はあるしで捨てるかどうか決めていない。処分に疲れたので暫くは置いておくつもり。私の中の敵がおとなしくしていてくれたなら。（処分済み 55/500＋粗大ゴミ２）
17時過ぎから18時前まで亀の歩みで散歩した。(4114歩）
19時、犬に豚肉とツナと卵焼きと胡瓜と魚ベースのドッグフードをあげた。私は豚肉とツナと卵焼きと胡瓜の酢の物とイチゴジャムを塗ったトーストを食べた。テレビをつけると東大王がやっていて鶴崎さんの髪がだいぶ伸びていて、ステイホーム感あるなと思う。私の髪もだいぶ伸びた。
8時前から8時過ぎまで牛の歩みで散歩した。(3382歩）少しも運動らしきことをせず、へとへとにくたびれていた。なのに、どういうことか、居間のソファを捨てねばと思ってしまった。
へとへとなんですけどと泣きたい気持ちでオレンジ色のソファをずるずる窓際へ引っ張り、掃き出し窓から室外へ運び出した。クルマから犬のカート(ベビーカーみたいなもの）を下ろしてスペースを空け、後部座席をぺったんこに倒して、後ろの跳ね上げドアからソファをぐいぐい押し込んだ。入ったと思ってドアを閉じようとするとドアが閉じない、と言うかソファが全く入っていない。ドアが閉じず、はみ出しているのを見て、全然入っていないことに気付いた。そうなってやっと、そもそもこれはクルマに載るサイズなのかということに思い至る。
散歩から戻り、そのままの勢いでここまで突き進んで、ちょっと冷静に考えると入りそうにない。高さは天井ギリギリで、幅も殆どぎゅう詰めで、後ろが20㎝くらい出ている。たまに見る、自転車を無理矢理積んで跳ね上げドアをロープで結ぶ技、ああいうのにしないと駄目な気がした。そういう光景を普通に見ているので問題ない筈なのだけど、ここまで頑張ったのに勿体ないなと、また自分でも理解できない思いが出た。自分の中に何人の敵がいるのだと思いつつ、じゃあ押し込むしかないなと24人のビリーがいるつもりで声に出して言った。
少し同じ場所で過ごす（食事、仕事、何かの集まり）と殆どの場合、何故しゃべらないのだとか、会話はキャッチボールとか、何を考えているかわからない、得体が知れない、不気味などと面と向かって或いは人伝に聞かされる。まあ、でしょうね、と思う。ただ、イマジナリーフレンドと言うほどのものではないけれど、自分の中で様々な考えが渦巻いて、それだけで手一杯だったり、事足りたり、黙っているのが苦にならないとか話す余裕がないという事情はある。
多様性というとき、あからさまに辛いめに合ってきたひとたちが注目されるのは必要なことだ。同時に、目の前のひとは見たままのひとではないかもしれない、知らない事情があるのかもしれないとそれぞれで考えることが出来たら、些細なことにしろ重大なことにしろ、困っているひと或いは怒っているひと或いは投げやりになっているひとその他諸々が、理解されたり認められたり助けられたり挨拶されたり優しくされたりするのではと思う。多くのひとがそれぞれに暮らしやすくなるのではと思う。
ソファは、引っ張って角度を整えたあと、はみ出した部位に背中を当て、地面に踏ん張って押してみた。何かパズルがカチッと収まるような最善の位置へ導かれ、跳ね上げドアを閉じることが出来た。帰宅して一時間が過ぎていた。
10時、犬に豚肉と銀鮭と胡瓜と大根と魚ベースのドッグフードをあげた。私は納豆と長葱と胡麻ともち麦ごはんを食べ、紫色のコップで豆乳を飲んだ。
13時半に家を出て、ゴミ持込センターへ行く。クルマが満杯なのと吠えて迷惑になるので犬は留守番。センターに着くとクルマごと秤に乗る。受付のひとに身分証を見せて、センターの中へ。係員のようなひとたちがいるけれど役割分担がわからないので、自分で荷下ろしするものと思い、跳ね上げドアを開けてソファを力任せに引っ張ろうとした。すると、駄目駄目と止められる。私の乱暴なやり方ではクルマの天井が破れてしまうとのこと。手を置く場所を教えて貰い、係のひとの力も借り、せーのの掛け声で引いたら、抵抗なくスルスルとソファが出てきた。ついでに持って行ったペンダントライトと釣りの仕掛けの入った箱も引き取って貰った。２と書かれた札を貰い、受付へ戻り、クルマで秤へ乘る。２の札は粗大ゴミ２つということらしかった。200円を現金で払い、家へ帰ったのが14時5分。35分、11kmのひとり旅だった。
オレンジ色のソファは大きめのひとり掛けで、オレンジ色の大きめの背もたれのない四角いソファなのかオットマンなのかというものと、緑色のふたり掛けのソファの三点セットで、居間にはまだオレンジ色の四角いのと緑色のソファが残っている。ヘタってきているし、場所もとるし、でも愛着はあるしで捨てるかどうか決めていない。処分に疲れたので暫くは置いておくつもり。私の中の敵がおとなしくしていてくれたなら。（処分済み 55/500＋粗大ゴミ２）
17時過ぎから18時前まで亀の歩みで散歩した。(4114歩）
19時、犬に豚肉とツナと卵焼きと胡瓜と魚ベースのドッグフードをあげた。私は豚肉とツナと卵焼きと胡瓜の酢の物とイチゴジャムを塗ったトーストを食べた。テレビをつけると東大王がやっていて鶴崎さんの髪がだいぶ伸びていて、ステイホーム感あるなと思う。私の髪もだいぶ伸びた。
![[雷]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/5.gif){kind=small}
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