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航空母艦のエレベータ [日々の暮らしで思うこと]

Thursday, 2nd July 2020

朝の6時から6時40分まで片付けをしてゴミ袋1つ分の衣類を捨てた。(処分済み 71/500+粗大ゴミ2)

8時前、亀の歩みで散歩した(2000歩)。途中、出勤するPさんのクルマを見かけて見送る。白犬は乗せてもらえるのではと暫く後を追おうとしたが追いつく筈もなく、白犬と茶犬と私でとぼとぼ歩いて帰宅した。

8時15分、犬に鶏のささみと豚ロース肉と小松菜とマグロブシと魚ベースのドッグフードをあげた。私は豚ロース肉と筋無しいんげんともち麦ご飯を食べ、緑色のコップで豆乳を飲んだ。筋無しいんげんは筋無しと言い切ってよいのかと思うくらいには筋があった。筋が控えめでもまだ言い過ぎで、筋が控えめになるよう頑張っていますでどうにか許せるくらいだった。豚肉は焼いた後に塩を振り、いんげんは電子レンジで加熱してそのまま食べた。

よく電子レンジで加熱することをレンチンと言うけれど、私の電子レンジはチンと鳴ったためしがなく、略語が苦手でもあって、出来れば聞きたくないと思う言葉のひとつである。レンジでチンしてと言ったところで同じこと。電子レンジという名前自体、洗濯機や掃除機や湯沸かし器や炊飯器のようなわかりやすさが足りぬと思う。電子とあるばかりに、ミシンやアイロンを受け入れた気持ちでは受け入れられない。とても便利な道具だけれど、ちょっと異星人を見るような、他人行儀な気持ちがある。単に呼び名に馴染めぬだけで。

家中のものが壊れつつあって、そのうちのひとつが電子レンジで、薄いエアクッションみたいなスタートボタンの反応が鈍い。まあ、これは使い込めばあることではと思う。本が陽に焼けて変色するような想像のつく古び方。扉にヒビを見つけたときは乱暴に扱った訳でもなく急に何故と思った。扉が落ちるような致命的なヒビではなかったので未だに毎日使っているけれど、唐突な壊れ方に、いつ最後のときが来るかわからない怖さがある。

三年くらい前、まだ働く気持ちが強くあった頃、職を得るためひとりで遠出した。バスで私鉄の駅まで行き、そこから私鉄に乗って横浜まで行かなくてはならなかった。バス停から私鉄の駅まで少し歩く。その途中でバラランって音がして履いていた左の靴底だけが粉々に吹き飛んだ。小規模な爆発事故のようだった。はじめは何がどうなったかわからず、左足の長さが急に変わったことに驚いた。バラランって音がしたけどと足元を見ると粉々のゴムだか樹脂だか木片だか、何だかわからないものが散らばっていて、左足の裏を見たら底がなくて足の裏が全部見えた。あまり履いていない靴で傷んだ様子はなく、殆ど新品と言ってよかった。現に右側は何事もなくピカピカツヤツヤピンピンしている。こんなことがあるのかと思ったけれど実際に起こっているときのそれは愚問でしかない。まだ靴を売る店の開く時間でなく、どうしたものか考えた。横浜へ着く頃には店も開くので靴はそこで手に入れよう、そう思った。あまりに前向きでびっくりするけれど、そう思って、底のない靴を左足に被せたまま、横浜行きの電車に乗ったのだった。それでローリーズファームか何かで底がぺったんこのバラランってなり得ぬ靴を買った。結局、その遠出は職を得るのに何の役にも立たなかったけれど、同居人からはものすごく褒められた。
見かけでは何ともないものが一瞬で壊れることを知り、頑張ればひとりで横浜へ行くことが出来るとわかった、片方の靴底無しで。私には大きな出来事だったけれど、ずっとずっと前のことのようで、もう、地層が全く別の時代にいる感じがする。同じことをもう一度出来る気はしない。

12時20分、もち麦ごはんに納豆と長葱と胡麻をのせて食べ、続けてハーゲンダッツクリスピーサンドのザ・キャラメルを食べた。

20時頃、犬に朝と同じものをあげた。20時18分、Pさんに買って貰った唐揚げ弁当を食べ、続けてPさんに買って貰ったセブンイレブンの白くま(氷菓子・練乳の味わい)を食べた。唐揚げ弁当は今ひとつで白くまは美味しかった。そして、このところの唐揚げ弁当率の高さよと思った。
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