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60万匹のミンクの行方 [日々の暮らしで思うこと]

Monday, 6th July 2020

雨で一日、家の中で過ごす。私に不満はないけれど犬は退屈そうにしている。であるのに、朝夕工夫もなく、犬に豚肉と銀鮭と小松菜と魚ベースのドッグフードをあげた。代わりに時々犬を捏ねた。犬はパン種やつきたての餅や伸ばす前のうどんの塊に扮して、捏ねをねだることがあり、私はパン屋や餅屋やうどん屋となって犬を捏ねる。もう出来上がったと思っても種や餅がまだまだと納得しなかったり白犬と茶犬とが一度にパン種になったりして、息が上がりながら捏ねたり、左右の手で白と茶をそれぞれに捏ねたり、職人の道は厳しい。

私は10時過ぎに銀鮭を焼いたものと蒸した小松菜を、正午過ぎにイチゴジャムを塗ったトーストを、午後中だらだらと栗餡モナカアイス、堅あげポテト(ポテトチップス)、アプリコットジャムサンドクッキーを、22時過ぎにベーコンと筋なしいんげんを入れたルーミックミートソース味のスパゲティを食べた。

午後遅くから強い風が吹く。居間の窓を細く細く開けると風がカーテンを膨らませて大きく揺れ生き物のように動く。日頃、外の世界と私の世界を分ける目隠しの布が大暴れする。暫く面白く見て、飽きたので窓を閉じた。龍が眠るようにカーテンは布へ戻ったけれど、風はびゅんびゅん唸り続けた。

Tea'sTeaのベルガモット&オレンジティーがもう売られていないことに今更気付いた。いつから無くなったかわからないくらい無関心だったけれど、見かけたら買いたい気持ちはまだあった。カップ麺や菓子類など次々に新しいものがつくられては消えていく。何にしても消費者が新商品を好むと考えている企業は少なくなく、隙があれば新商品を作ろうとしているように見える。私は質の良いもの味の良いものなど定番商品を長く売り続けて欲しい。新商品と言って、よくわからない変更をして何ら変わった気のせぬ冷やし中華(コンビニエンスストアなどでは毎年のように新商品として冷やし中華を売り出している)や洗剤を売らないで欲しい。

前よりずっと汚れが落ちると何十年も宣伝を続けられるほど優れた新商品を定期的に作り続けられるものなのか。究極の製品が出来ることはないのか。そんなことを思うとき、洗濯石鹸は液体より粉末のほうが洗浄力があると当たり前のように言うひとがいて、目先を変えて以前より劣るものを新商品として売ることはあるかもしれないと思う。落ちるのは汚れでなく質であるとか。

官房長官は携帯電話の料金についてまだ下げる余地があると言っているらしい。余地があるなら下げてくれれば有り難い。それと同じくらいにわかりやすさを徹底して欲しい。説明を聞いている最中もわかりにくく、家へ帰ってからはさっぱりで、調べてみてもよくわからない。アップグレードプログラムに入ると得と言われたもののどこで得をするのかわからない。だからと止めてよいのかもわからない。頭が悪いと言われたら返す言葉はないけれど、馬鹿を唆すなど大企業の商売のやり方とは思えない。

どこもかしこも正直さが軽んじられては疑い深く暮らさなくてはならなくて嫌なことだと思う。暢気であっても真面目にやれば酷い目に遭わずに過ごせるような世界であって欲しい。要は私のような者も生きていかれる世界であってくれたらと思う。犬を捏ねることより何の取り柄もないけれど、犬はまだまだ捏ねられたがっていて、気軽に退場出来ない。

クレジットカードの引き落としがあり銀行の預金残高が47869円減った。内訳はKDDI(携帯電話、ひかり回線、プロバイダ)に12403円、電気代5680円、病院480円、ペット保険5560+5690円、医療保険7208円、買い物10848円で、医療保険は持病があっても入ることのできる掛け捨ての入院保険で、昨年末辺りにやめてしまおうと思って解約の書類を取り寄せたけれど、COVID-19関連で何があるかわからないので続けている。
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