SSブログ

アカシュモクザメとアジュバント [日々の暮らしで思うこと]

Monday, 23rd November 2020

日記はいつの日付でいつのことを書くのだろう。今日のことを今日のうちに今日の日付で書くようであるとか、ブログは自動で日時が記録されるので一行目の日付が要らないらしいことは知っている。一行目は書くと落ち着くので書く。また、以前は400とか500日遅れのブログを書いていて自動の日付と隔たり、書く必要があった。更新の日付で400日前はこうでしたと書かず、400日前を書いたら399日前という具合に書き進め全ての日付で何かしら書こうとしていた。空欄を嫌い、みっしり隙間なく埋めたくて仕方なかった。


土曜日は通院日でPさんの運転するPさんのクルマで病院へ連れて行って貰った。癒されるから連れて来てと言われ犬も一緒。診察とカウンセリングを受ける間に持参の朝ごはんと公園での散歩を済ませて貰う。

30か月を経て主治医が私の扱いを覚えたのか私が主治医に慣れたのか、単にこのところ具合がよいせいか、主治医と話しても絶望しなかった。いつだったか前の主治医の話になり、何がよいのか質され私を治したいと思ってくれていたし心配してくれてもいたと言うと、僕も心配していると言って、嘘臭さしかなかった。そのときからすると軽はずみに口先だけのことは言わなくなってきたかもしれない。中身のあることを言ってもいないけど。

続けてカウンセリングを受け、カウンセリングの先生にこのところ気分がよいと伝えた。頭を覆う重苦しい暗雲が消えた気がする、とてもクリア、出来そうにないと思っていたことがあっさり出来て驚くなど元気の良さだけを話す筈が、どこで間違えたか気付くと安楽死について話していた。ボタンを押すと苦しまずに死ねる装置と深刻な重病でなくても死ねる法律が要ると割と切実に繰り返し言っていて、私の本心ではあるのだけど話すつもりのないことで、どこで脱線したのか。結局は別れ際、大きな買い物や決断は慎重に、あまりにも普段と違うと感じたら早めの受診を、自分を傷つけることはせず次回も必ず来ることなど諭されて終わる。

会計を済ませてPさんと犬の待つクルマへ近づいて行くと運転席のPさんが犬まみれで、柳沢慎吾のパトカーのサイレンの形に両手を上げているのが見えた。楽しそうに何をしているのかなとクルマのドアを開けるとPさんは「手がささみだらけで気持ち悪い」と結構な熱量でキレている。ささみを千切って与え手が汚れたが、犬が二匹して膝から降りず、手を拭うことが出来なかったとのこと。癒される心があるのか、沸点低いな。と思ったけど火に油なので口には出さず落ち着くのを待った。

72D21B17-EB8D-4FAB-917F-069FA84F4929.jpeg
89A0ED11-C0E4-4E05-AB71-65177E2E1ABA.jpeg
6EC6F07C-D113-40C8-A44F-1F5F3D5CF879.jpeg

薬局は競合店が多いからか感染防止のためか新たな手続きを取り入れて、LINEで処方箋を受け付けたり自動精算機での支払い(併せて現金のみからクレジットカード可)となったり、短期間で劇的に便利になった。病院からクルマで五分ほどの薬局へ着いたときには薬の用意が出来ていて、先客五人はLINEを使わなかったのか、そのひとたちを飛び越えて薬を受け取った。あ、と思ったのは、カウンター越しの薬剤師に見覚えがあったから。先ず、ひとの顔を見ることがなく、見ても覚えるのに時間がかかる。薬局へは何年も通って誰の顔も覚えていなかった。けれど前回も前々回もこのひとから薬を貰ったことに気付いた。覚えていないと思っていたのに、何故か確信した。

薬局のあとはPさんの用事でショッピングモールへ行く。Pさんが用事を済ませている間にコインマッサージ機で12分揉まれた。無重力がどうとかいうマッサージ機は、少し前までは10分200円だったが12分300円に値上げした。10分の揉みは手順を覚えていて、ここをやられたから直に終わると予測出来たが、12分には慣れておらず、まだあるつもりのラップが包もうとする皿の半分で終わるように不意に終わる。え、心の準備が。となるけど、どんな心の準備だよと思うし、名残惜しいからと300円使って再起動させるものでもない。

Pさんから昼食に豚丼はどうかと訊かれ、脂身が苦手と言って寿司を買って貰った。多分、豚丼より500円くらい高い。この握り寿司が持ち帰り寿司で一番美味しいと思っていて、最後の晩餐を選べと言われたらこれを選ぶかもしれない。
ショッピングモールから戻り、Pさんの食卓で寿司を広げ、たまご焼きを千切って犬に分けるなどして食べ、美味しかった。Pさんが豚丼の豚一片とコロッケ三分の一をくれて、豚は今ひとつでコロッケはまあまあ美味しかった。
帰宅して虹色の綿菓子を一週間我慢したので食べても良い頃ではと思ったけど、Pさんがおはぎを買ってくれていたので、そちらを食べた。美味しかった。

9EB1E392-91F0-4BD8-BF07-A5DC6BF4A19D.jpeg

コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。