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泣きべそユニコーン [日々の暮らしで思うこと]

Tuesday, 24th November 2020

日曜日の朝、クルマで出かける準備をしていると、全く付き合いのない隣家のひとがやって来て、前世紀以来ではというくらい稀なことに、言葉を交わした。24日から外壁塗装するとの挨拶だった。紙箱の入った紙袋を渡そうとするのでお気遣いなくと言ったがほんの気持ちと引かぬので受け取る。期間がどれくらいか訊くと三週間くらいだそうで、長くて一週間くらいと思う私は世の中を知らない。そんなに長く騒がしかったり臭かったりするのだろうか、嫌だな。

九時二十分頃になってPさんに付き添われ私の運転する私のクルマで自宅から10kmほど離れた駅ビルにある犬の美容院へ出かけた。今月のオプションを訊ねるとタオルぐるぐる巻きのパックがあるそうで、肌が弱いかもしれないからと迷うと、乾燥肌にもよいとのことでお願いした。乾燥肌=敏感肌と都合よく解釈して。何かちゃんとした名前があったけれどタオルぐるぐる巻きのパックとしか憶えていない。オプションには肉球ケアや歯磨きやマイクロバブルバスの他にタオルぐるぐる巻きパック施術中の写真も含まれていて、次回のグルウミング時に貰えるとのことで楽しみだ。カットはガラス越しに見ることが出来るけどシャンプーやバブルバスは奥の部屋で何をどんなふうにというのが謎なので。

犬を預けると百円ショップを見ると言うPさんと別れ、カルディへ行った。キスチョコアーモンド150g@367とコーンポタージュ味のジャイアントコーン90g@239×2とミルクチョコレートのプレッツェル102g@298×2とハニーマスタードオニオンのプレッツェル56g@129×3を買い、1828円を駅ビルのクレジットカードで払った。続けてマツモトキヨシへ行き、イブA錠60錠入(税込@657、15%割クーポン使用)を2箱買い、1116円(PayPayで804円、マツキヨポイント312円分)使う。お店のひとが来月切れるポイントがあると教えてくれて良かった。最寄りのマツモトキヨシには気の利くひとがいない。

Pさんと落ち合い書店をぶらつくうち、レストランフロア開店の放送があり、開店直後のとんかつ屋へ馳せ参じた。とんかつ屋では大抵ひれかつご飯を頼んでいて、ひれかつが蒟蒻大のひと塊、断面が減る分、心持ち衣が少なくて食べやすい。冒険して失敗するより定番を美味しく食べたい。けれど牡蠣フライがあるとなると迷いが出て、二分くらい悩み、牡蠣フライとひと口ひれかつの定食を選んだ。思えば先月もこの店で同じものを頼んでいて、秋から冬にはありがちで、悉く定番の域を出ない。石橋を叩いて渡らない。

食べながらPさんがYouTuberの話をして、私はへえとかふうんと言うばかり。手応えが無かったのか中田敦彦と宮迫と手越が共演したと教えてくれる。まあ見ない、と言うと、宮迫が嫌いだからねと決めつけられる。嫌いではないけれど最初の嘘でみんなを巻き込んだとは思っていると答えた。そこにも汲むべき事情があるらしいと粘られて、落ち度がなくて仕事が思うように出来ないなら出来るようになってほしい、誰であっても、それ以外何もないと言った。何故、宮迫について議論しなくてはならないのか。牡蠣フライを前にして。
であるが、Pさんは徳井は普通に復帰しているみたいだと続けた。それに関しては、それでよいのかというところでPさんと意見が一致した。法律を守る意識に欠けているかも知れず、だらしないの言い分をそのまま聞くのはどうかと思っていて、実際にだらしなさだけが招いたことなら病的なだらしなさに見える。普通に復帰が、ただ仕事を休み家でおとなしくしていて戻ってきた、そういうことだとしたら疑問だ。指導なり治療なり受けなくて大丈夫なのだろうかと思う。ひれかつを前にして。

前日の残りではと思う米飯を含め全て残さず、味噌汁の蜆のひとつひとつまで食べた。牡蠣フライとひと口ひれかつは概ね美味しいのだけど生パン粉は苦手で細かいパン粉だったらと思う。油分が多いし嵩が出て食べ難く、ときに投げつけたら武器になるのではというくらい尖った衣もあって、どういう料簡か。生パン粉のフライに限らず、生大根を一本投げつけても武器になるだろうけれど。
食事代はそれぞれの負担で、Pさんから1380円を受け取り、駅ビルのクレジットカードで2630円を払った(牡蠣フライとひと口ひれかつの定食は1250円)。

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その後、Pさんが柿と林檎と洋梨を買い、それらを入れた買い物袋とカルディとマツモトキヨシで私が買った物を入れた買い物袋を駐車場のクルマへ置きに行った。重いけどとPさんが言うのを大丈夫と引き取り、ひとりで運んだ。駐車場はそこそこ離れており、柿と林檎と洋梨は思ったより数倍重く、果物はカラダによいとPさんに吹き込んだひとを呪いかけた。私が自らひとりで運ぶと言ったことを思い出して、誰も呪えないと気付けた。良かった。ついでに一旦駐車場を出て、入り直し、駐車券のタイマーをリセットした。駅ビルで幾ら使おうと3時間を超えるとかかる駐車料金の節約である。

消費増税に合わせてだったと思うのだけどタイムズが値上げして、それが700円から770円とか800円から880円という具合に半端で、タイムズに駐車する習慣はなく関係者でもないのに880円を硬貨で払うのは面倒だなとか、精算機の釣り銭は足りるのだろうかと案じている。カード払いか。

再び駅ビルへ戻ると、そう時間を経ずにグルウミング終了の電話があり、犬を迎えに行く。シャンプーカット@7000×2、オプション@3800×2、馬肉ジャーキー200g入@1180、消費税2278、合計25058円を駅ビルのクレジットカードで払った。グルウミング後はいつもふわふわの毛になるのだけど、いつにも増してふわっふわもっこもこ。茶犬は病気のせいか強い薬のせいか毛色が薄くなりパサつき気味なのでヨレヨレ感一掃の仕上がりが嬉しい。トリマーのM田さんが上手いと思っていて、M田さんが居たので可愛くカットして貰えたと思う。実際のところ誰がカットしてくれたか知らずに。

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先月のグルウミング マイクロバブルバスの図
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14時前には帰宅して、犬と犬と私は疲れたねなどと言い合ってゴロゴロした。眠りかけるとPさんからシャワーを浴びにおいでと連絡があり、お邪魔することにした。そうだ隣家がくれたものがお菓子ならPさんにお裾分けしよう、そう思い朝貰った紙袋入りの紙箱を開けてみた。トップバリュのタオルだった。2枚入っていたからお裾分け出来ないこともないがしない。タオルなんかは消耗品だけど使い心地がわからないまま、ひとにはあげられない。隣人が確かめ済みかもしれないけど、信頼関係にない。
16時過ぎ、犬と犬を伴いPさん宅へ襲撃のように出向き、囚人の素早さでシャワーを浴び、犬と犬を連れ脱走のように帰宅した。

夜になって虹色の綿菓子を開けた。開けると持たないと言われた割にカップ入りの飲み物と変わらず、蓋をぽこっと被せただけに見える。見た目通り何の引っ掛かりもなく、蓋はぽこっと外れた。一番上の一色を食べただけではわからなかったが途中で二色目を掘り出して、色ごとに風味を変えているのがわかった。ドロップみたいに。緑はメロン、青はソーダ、紫は葡萄。元々綿菓子は好きなのだけど思ったよりもっと楽しめた。

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今朝ここまで書いて八時前に外出、夕方帰宅した。隣家の外壁塗装の足場が塀を乗り越えて拙宅敷地内に堂々組まれていて、ちょっと驚いた。外壁塗装をするのでと聞いて、音や匂いのことしか思い浮かばなかった。こういうことが留守中に無断で出来るとは考えなかった。

私は出来れば親切でいたいし、なるべく正しいと思えることをしたい。自分の中の意地悪さや都合のよさを知っているから、きれいな心を持てるよう努めている。努めてはいるけれど修行が足りぬ。トップバリュのタオルなんかで納得するか。事前に言えよ、馬鹿。
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