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人間のつくったあらゆるものの重さ [日々の暮らしで思うこと]

Thursday, 17th December 2020

衣類やペットボトルの捨てられる日だったが何も捨てなかった。寒さに身を縮ませるせいか、頭と腰が鈍く痛む。頭痛に市販鎮痛剤イブA錠を常用している。常用を精神科医と内科医へ伝え、今は飲み続けてよいと言われているけれど、中毒化しており、どこかで飲むのを止めたい。前にも何度となく止めていて、突然止めて何もなく、数か月そのまま居られる。酷い頭痛に耐えられず飲んでしまうと、また、暫く飲み続ける。今は二年近く飲み続けていて止めたい。鈍くても痛みがあると止め難い。目覚めているときの殆どの時間、身体に無駄に力が入っていて、頭痛や何かを起こす。これは子どもの頃からの癖でなかなか直せない。だらーんと力が抜けるのは同居人の運転するクルマの助手席とか、かなり限定的。軽い運動なり気分転換なりで脱力する方法を見つけたい。

先日、今、気に入って座る椅子を買った家具屋を覗いた。ちょっといいなと思うのは一人掛けのソファ税抜7万円で、今、居間にあるソファを残して使うのがよいと思う。鮮やかな色で選んだそれがくすみ、座面がへたっているけれど。これは整理整頓の先送り的な何かでなく、経済的合理的な判断であると思う。自分を信じたい。パニック発作が起こるたび、気のせい気のせい脳の誤作動と念じていて、更には昨今の記憶違いや記憶漏れにうんざりというのもあって、そんなこと言っているけど確かなの?と自分を疑うことが少なくないけれど。転。廃車となったクルマの椅子はリサイクルするのだろうか。見ためを整えて家具としてくれたら使いたい気がする。部屋へ置くと意外に大きくて邪魔な気もする。

冬にしてもこんなに寒くなるものだったかと思う寒さで、去年もこうであったか考えるけれど思い出せない。歩数計の記録を見ると去年の12月は一日平均が6900歩で今年は4600歩、マイナス2300歩分寒いかもしれない。サボっただけかもしれない。ガソリンの値段がリッター121円から120円に下がったので、もしや灯油もと思ったけれど、前回買った時より36円値上がりしていた。それでも平年よりは500円くらい安いと思う。18L容器2本で遣り繰りしていて、1本が空になったから買いに行かねば。前回はPさんのクルマの給油と一緒に済ませてはと言われてそうしたけれど、それ以降ずっとクルマが灯油臭いと言われていて、確かに灯油臭い感じはある。でも容器の蓋はしっかり閉じてあり零れた様子もなさそうで、灯油容器を運ぶだけで灯油の匂いが染み付くのかもしれない。なので自車愛車で買いに行くのがよいと思う。

先日、Pさんのドライブスルー式コイン洗車に同行したとき、コンコン叩いて窓を開けさせて店のひとが洗車機の先払いカードを勧めてきた。Pさんは内容を聞かずに断っていて気にしていないようだったけれど、私がセルフガソリンスタンドへ行くのは誰とも話をしたくないからで、灯油容器へガソリンを入れるとか、クルマへ灯油を入れるとか、そんなことでもない限り放っておいてもらいたい。先払いカードを勧めたければどこかへ貼り紙したらよいと思う。現にPさんは内容を何も把握せず5千円も出せないと決めている。5千円で1万円分洗車出来たとしても、Pさんの考えが変わる感じはないだけに、貼り紙したらよいと思う。

ゴミ捨ての滞りを余所に、南瓜を蒸したことだし今週の仕事は終わったなと思うと電話があり、クルマ屋が「任意保険の手続きをしたい、出来れば今日か明日」などと言う。明日の気分が予想出来ず、13時から14時の間にと正午少し前に午後の予定を決める。急過ぎて吐き気がして、思い遣りの欠片もない、舐めた真似をと独語しつつ支度、犬と犬を連れて出かけた。少しの文句は言ってよいと思って出たけれど、無事に着いて、まあいいかと思い直す。手間暇がかかってカローラに居て久しぶりにプリンスのО場さんと電話で話すなどもして、74分くらいかかった。窓の外で華屋与兵衛がガンガン壊されていった。納車を21日午前11時に決めて、最低気温マイナス3℃の予報なので雪が降らなければ来ると言った。21日は大安らしい。そういうことを一切気にせずきたけれど、そうした生意気な考えが何かしら災いを呼んだかもしれず、クルマ屋の担当者もせっかくでしたらと言うので従ってみた。

ここへは長いこと通っていて、初めの担当者が出世して行くのを見届けた感さえある。初めの担当者は出世など社内の大事に過ぎぬと気付かず、担当を外れましたが私が自らと恩着せがましく出しゃばって面倒だけれど、先日、同行したPさんなんかはすごく親切で感じがいいと言っていて、マジかタメ口だぞあのひとと思う。今の担当者が何人めか判らない。水泳の入江選手に似ている気がするけれどマスクをしているので定かではない。エアバッグのリコールで去年の初夏に会った気がするものの何も憶えていない。とりあえず、犬が好きらしいことは先日判明して、見送りに出て「今日は?ワンちゃんは?」などと聞いてくる。後部座席で寝ていた犬が一遍に起きて、ワンちゃんはここですと二匹でぎゃん吠え。ワンちゃんの自覚があるのか、君たち。

帰途、マツモトキヨシへ寄り、MKキッチンペーパー82組(164枚)@104×3-33、ユニ・チャームデオシート超吸収レギュラーサイズ112枚+おまけ4@1488-149、クリネックスティシュ180組360枚×5箱@349-35、エリエールシャワー用吸水2倍トイレットペーパー25m×12ロール@450×2-90、合計2742円(内税249円)を10%割引券を使って買い、auPayで払う。相変わらず、レシートが長い。

更に川縁の緑地へ寄り、犬と犬と歩く。半月前より随分緑が減り、枯草が増えた。ひとはひとりが木の根元へ座っているだけだった。風が冷たく、早々に切り上げた。帰るとき入れ替わりに犬の散歩のひとが来て、おとなしいワンちゃんですねと褒められた。化けの皮が剥がれる前に逃げようと思いつつ、いいえ、ものすごく吠えますとだけ言って急ぎ足、褒め返すことをしなかった。いつも、何事も、そんな感じ。もらい放し、され放し、られ放し。

2時間25分、9kmの旅から帰ると、郵便受けに喪中はがきが届いていて、同居人次弟妻の父が亡くなったらしかった。会ったこともないひとだ、と思いかけて、次弟の結婚式、同居人父の葬儀で会ったかもしれなかった。今の私は同居人父が焼かれる間、同居人とふたりで埋もれた火葬場のソファで見る夢の中にいる気がして、悲しみもさみしさも苦しみも何もかも本当のことではなく思う。

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