ボカチカ港から火星まで [日々の暮らしで思うこと]
Saturday, 19th December 2020
通院日。留守番拒否症の犬と犬を連れてPさんのクルマへ午前7時集合にて病院へ行く。合鍵を預かっているので、居ないまま乗り込んで待ち、Pさんは7分くらい遅れて来た。さて、と思うと、私が忘れ物を思い出して取りに行くなどして、出発が07:10くらいになり、Pさんは、ごめん、間違えたと何故か混む道混む道を行って、07:31到着。自動受付機は07:30始動で、負けたと思う。主治医の同じ予約時間08:45のひとが何人かいて、うち二人はいつも早くから並んでいるらしく敵わない。すると、08:45の診察開始から早くて三番目になるので、どう転んでも順番が来るのは9時を過ぎて、9時予約のカウンセリングに間に合わない。受診もカウンセリングも人数枠で簡単には時間を変更できず、カウンセリングに遅れていくしかなく、時間が短くなる。遅れて時間の短くなることより、来年三月でカウンセリングの無くなることが不安だけれど。主治医は下痢を案じて、普段の薬に加えてミヤBM錠10日分を頓服で出した。カウンセリングの先生は、だらだらと長いブログをだらだらだらだら書いていると言う私に、考えや気持ちの整理によいと言い、朝日新聞土曜版の小池真理子の連載を読んでみてはと勧めた。
受診を終えてクルマへ行く。前にPさんに犬たちへ朝ごはんをあげてもらったところ、ささみを千切って手が汚れたと叱られたので、細かく刻んだささみと南瓜へドッグフードと皿を添えてみたけれど、Pさんから、犬がお皿から食べず、一旦置くので毛布やクルマの中が汚れたとの報告があった。ただの感想だけれど、私はたったそれだけ聞いて苦しく、泣きそうで、遣り切れない気持ちになってしまう。体調と天候が良ければ、犬と犬と私で来るのがよい。連れて行ってあげると言われて断れるようになりたい。
病院代480円と薬代1670円をセゾンカードで支払い、駐車場代300円を現金で払った。薬剤師は前回と同じひとで、下痢がよくなるなら頓服から日常的に使うことも主治医と相談するよう指導があった。処方箋は前回同様、LINEで受付を済ませたので待ち時間が短かった。
帰途、公園へ寄った。空いた場所へ置かず駐車場をグルグル回り駐車までに時間がかかるばかりか、他のクルマにぶつかりかけて、私が声を上げたから止まって衝突しなかったようなものなのに、大声を出されて不愉快と苦情を言われ、Pさんとは悉く合わない。Pさんの降りる隙にふーっとため息のようなものが出た。公園を犬たちと30分くらい歩いた。紅葉を温室前の池にカモを落ち葉の中に鳩を見た。その後、Pさんのクルマに給油、弁当屋で弁当を買ってもらい、Pさん宅食卓で食べた。ランチ価格の弁当にはレモンが付いておらず、Pさんの冷蔵庫のレモンの形を模した容器の開封済み2018年期限切れレモン果汁らしきをもらって唐揚げにかけた。白身魚の魚の中まで油が染みていて食べるのに苦労した。
ソファで食休みをしていると、Pさんが早く引っ越して、家賃を貯金したいと言った。何もせずにいる訳でなく、私なりに精一杯やっていて、何をどうしたらよいのか訊いてみると、直ぐにそうなるから何も言えない、どうせ一生引っ越せないとの返答で、何も解決しなかった。直ぐにどうなったのか自分では判らず、具体案も示されず、情けないことにシャワーを借りねばならない。私には、突発的なこととしてPさんが一緒に住むしかないと決めただけで、家賃を貯金というのは偶発的産物で、今までどういう人生設計だったのか知らないけれど、こんなふうに私が責められる話なのか解らない。弁当やガス代を払って済むなら、払っておしまいにしたい。揚げ物の弁当ばかり食べたくない。彼女のいない世界へ行きたい。そんな勝手を思いながらも、シャワーを借りて、濡れた髪で犬と犬を連れて家へ帰る。犬の毛繕いを済ませたあと、耳の中を拭いて耳栓をしてxtcを聴きながら髪を乾かした。
明日は明日で犬のグルウミングでPさんと出かける予定になっていて、今の胃の感じだととんかつ屋は避けたいと連絡すると、とんかつ屋以外難しい感じの返答があり諦める。全て生活上の些末な差し障りである。
耳が冷えると頭痛が酷くなるので帽子を被りたいけれど、頭のおかしい感じのぺらっぺらの生地の季節外れのものか、頭のおかしい感じのニット帽しか見当たらない。あれは、と思ったものもカウボーイが被りそうな形に偽の毛皮の縁取りがあり、やはり頭のおかしい感じだし、耳が隠れない。そこでやっと、そうだった、私は頭のおかしい感じの帽子しか持たぬのだったと思い出す。
私の悲しみは純然な悲しみとして誰にも触れられぬ美しい箱へしまう。
通院日。留守番拒否症の犬と犬を連れてPさんのクルマへ午前7時集合にて病院へ行く。合鍵を預かっているので、居ないまま乗り込んで待ち、Pさんは7分くらい遅れて来た。さて、と思うと、私が忘れ物を思い出して取りに行くなどして、出発が07:10くらいになり、Pさんは、ごめん、間違えたと何故か混む道混む道を行って、07:31到着。自動受付機は07:30始動で、負けたと思う。主治医の同じ予約時間08:45のひとが何人かいて、うち二人はいつも早くから並んでいるらしく敵わない。すると、08:45の診察開始から早くて三番目になるので、どう転んでも順番が来るのは9時を過ぎて、9時予約のカウンセリングに間に合わない。受診もカウンセリングも人数枠で簡単には時間を変更できず、カウンセリングに遅れていくしかなく、時間が短くなる。遅れて時間の短くなることより、来年三月でカウンセリングの無くなることが不安だけれど。主治医は下痢を案じて、普段の薬に加えてミヤBM錠10日分を頓服で出した。カウンセリングの先生は、だらだらと長いブログをだらだらだらだら書いていると言う私に、考えや気持ちの整理によいと言い、朝日新聞土曜版の小池真理子の連載を読んでみてはと勧めた。
受診を終えてクルマへ行く。前にPさんに犬たちへ朝ごはんをあげてもらったところ、ささみを千切って手が汚れたと叱られたので、細かく刻んだささみと南瓜へドッグフードと皿を添えてみたけれど、Pさんから、犬がお皿から食べず、一旦置くので毛布やクルマの中が汚れたとの報告があった。ただの感想だけれど、私はたったそれだけ聞いて苦しく、泣きそうで、遣り切れない気持ちになってしまう。体調と天候が良ければ、犬と犬と私で来るのがよい。連れて行ってあげると言われて断れるようになりたい。
病院代480円と薬代1670円をセゾンカードで支払い、駐車場代300円を現金で払った。薬剤師は前回と同じひとで、下痢がよくなるなら頓服から日常的に使うことも主治医と相談するよう指導があった。処方箋は前回同様、LINEで受付を済ませたので待ち時間が短かった。
帰途、公園へ寄った。空いた場所へ置かず駐車場をグルグル回り駐車までに時間がかかるばかりか、他のクルマにぶつかりかけて、私が声を上げたから止まって衝突しなかったようなものなのに、大声を出されて不愉快と苦情を言われ、Pさんとは悉く合わない。Pさんの降りる隙にふーっとため息のようなものが出た。公園を犬たちと30分くらい歩いた。紅葉を温室前の池にカモを落ち葉の中に鳩を見た。その後、Pさんのクルマに給油、弁当屋で弁当を買ってもらい、Pさん宅食卓で食べた。ランチ価格の弁当にはレモンが付いておらず、Pさんの冷蔵庫のレモンの形を模した容器の開封済み2018年期限切れレモン果汁らしきをもらって唐揚げにかけた。白身魚の魚の中まで油が染みていて食べるのに苦労した。
ソファで食休みをしていると、Pさんが早く引っ越して、家賃を貯金したいと言った。何もせずにいる訳でなく、私なりに精一杯やっていて、何をどうしたらよいのか訊いてみると、直ぐにそうなるから何も言えない、どうせ一生引っ越せないとの返答で、何も解決しなかった。直ぐにどうなったのか自分では判らず、具体案も示されず、情けないことにシャワーを借りねばならない。私には、突発的なこととしてPさんが一緒に住むしかないと決めただけで、家賃を貯金というのは偶発的産物で、今までどういう人生設計だったのか知らないけれど、こんなふうに私が責められる話なのか解らない。弁当やガス代を払って済むなら、払っておしまいにしたい。揚げ物の弁当ばかり食べたくない。彼女のいない世界へ行きたい。そんな勝手を思いながらも、シャワーを借りて、濡れた髪で犬と犬を連れて家へ帰る。犬の毛繕いを済ませたあと、耳の中を拭いて耳栓をしてxtcを聴きながら髪を乾かした。
明日は明日で犬のグルウミングでPさんと出かける予定になっていて、今の胃の感じだととんかつ屋は避けたいと連絡すると、とんかつ屋以外難しい感じの返答があり諦める。全て生活上の些末な差し障りである。
耳が冷えると頭痛が酷くなるので帽子を被りたいけれど、頭のおかしい感じのぺらっぺらの生地の季節外れのものか、頭のおかしい感じのニット帽しか見当たらない。あれは、と思ったものもカウボーイが被りそうな形に偽の毛皮の縁取りがあり、やはり頭のおかしい感じだし、耳が隠れない。そこでやっと、そうだった、私は頭のおかしい感じの帽子しか持たぬのだったと思い出す。
私の悲しみは純然な悲しみとして誰にも触れられぬ美しい箱へしまう。
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