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Kill Or Be Killed Or セロリパセリ [日々の暮らしで思うこと]

Saturday, 31st December 2022

今月半ばに予約しておいた年越し蕎麦を行きつけの蕎麦屋へ受け取りに行く。ついでにPさんが買い忘れたと言う正月用品を買うためにショッピングモールへ寄った。私は特に買い忘れたと思うものはなく、モールの広場を犬と散歩した。晴れの予報だったけれど空は雲に覆われて暗く肌寒い。駐車場へ向かって広場の脇を通ったとき、車窓からシロクマを見た気がしたけれど、とシロクマを探すとシロクマは確かにいた。ペンギンと鹿の仲間に見える何かしらの生き物もいた。縮尺が狂っているようで、それらの大きさの比率に不安を覚える。どことなくうす汚れた感じも曇天の冷たい空気を更に凍てつかせて寒い。

この頃の私は百貨店の売る食品の取り寄せにはまっていて、朝から晩まで百貨店の売る食品のWEBページを眺めていて飽きない。これで時給が発生したらよいのにと思うほどで、誤字脱字なんかもずいぶん見つけているから、真面目に言って百貨店は私を雇うべきではないかしら。そんな具合に食品を買っていたら、Pさんのお金が余ったそうで、正月は贅沢をしようなどと言う。それで、昨日、Pさんがひとりで横浜へ出かけ、職人手作りのかまぼこやら私の好きなえぼしの伊達巻やら買ってきてくれた。今日は確か雑煮に入れる肉と野菜を買うと言っていた気がするのだけれど、犬と犬と私がシロクマ一味の周りをうろついている間に毛蟹を買ってきたのだった。ひねの好物でしょうなどと言って。好物ではあるけれど高嶺の花、好物であるのを忘れるくらい長いこと食べておらず、Pさんの言う贅沢が本当に贅沢に感じられてたじろぐ。アンチョビ入りラー油だとか子持ちししゃもだとかエゾシカのパテだとか私の好む或いは興味を持つものを私が買って、どれほどPさんのお金が余ったというのだろう。

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朝食を済ませて出かけたのに蕎麦屋へ行く前にPさんはバターシュガークレープを買ってくれた。クレープにバターと砂糖を塗りつけた飾り気がないけれど一番美味しいと思うクレープで、冷たいベンチに腰かけひと息に食べた。その後、昼食の焼き鳥弁当を買ってもらい、蕎麦屋で年越し蕎麦を受け取って帰った。手洗いうがいのついでに顔を洗うと口の周りが砂糖まみれで、それはクレープの砂糖に違いなく、こんなにもと思う量で、焼き鳥屋と蕎麦屋は砂糖まみれの顔で行ったものと思う。マスクがあってよかった。

焼き鳥弁当を食べ終えると満腹で眠くなり、いつの間にかソファで午睡、同居人の夢を見た。ひたすらほっとして温かかった。目覚めてがっかりすることもなく、夢の温もりが続く。時に学校の先生をお母さんと呼んでしまい恥ずかしかったなどと聞くけれど、私は犬へ同居人の呼び名で話しかけたりする。犬は誤りを正したりせぬけれど、私は違う違うと言って謝る。悪いと思ってと言うよりは、同居人を呼ぶ自分の声にびっくりして何故か謝ってしまう。

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