区切り

私の部屋にぶら下がっているカレンダはシロクマ写真のものだったりする。
ひとからもらったものでそこに私の趣味や好みは関係しない。
二月の写真ではシロクマが大の字に寝そべり
こちらに向けて足を大きく開いて首だけ持ち上げている。
このような写真は特別な場所に行かなくては撮影できないだろうし
カレンダとして売られるのならそれなりの写真家のものだろうと思うが
写真の持ち味というか良さが今ひとつ掴めずにいる。
それはそれとして使い勝手ということからいうと
何じゃこりゃ的なものがあり日付が三列表示に決まっている。
一日から十一日までを一行、十二日から二十二日までを一行
二十三日以降を一行としているのである。
何月であってもこの表示は一貫しており
右端にあるから何曜日という見方は出来ない。
十で区切ると三列表示が乱れるというのは解る。
しかし三列表示にそこまでこだわる理由がどうにも解らず
カレンダを曜日を知るためばかりに使う無粋さを教えられる。

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