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ゆがんだ心 [愚]

誰の庇護も受けずに生きるなどというのは思い上がった誤りだ。
しかし私の心を支えるものが全く無かったのは事実で妹も母親も他人のように感じた。
父は私に年齢にしては容赦の無い躾をしたが特別仲が良く親友のようだった。
彼が死んで心を開く相手がいなくなった。
同級生たちは皆、幼く感じられ、教師は矛盾に満ちた存在でしかなかった。
要はそれ以降、私が学んだのは自分に合う書物などから得たものでしかなく
それらを私に都合の良い解釈で蓄積させ自身の考えに執着し我を通してきた。
そうするよりほか生きていく方法を知らない。
時に父のような存在を求めるがこれに応えるひとはいないと思う。
タグ:私の場合

共通テーマ:日記・雑感

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