ホイヘンスが見たもの。

Wednesday , 1 july 2009

正午、同居人から電話があった。用事のある様子がなく私は適当に相槌を打つ。
町田さんはライヴどころかサイン会も夏の文学教室への参加もないようだとか
今年半分が終わったとか、あまり天気がよくないとか、ミューズのライヴに渡英したいとか
諸々の重要な問題について考えながら、気の抜けた炭酸飲料のように少しとろんとして。

気を抜きつつも普段通りに返答した心算でいたが、１５時過ぎに同居人は帰宅する。
「ひねが変だから早退」と、どこか具合が悪いものと思い込んで。
駄目なときはそう言うから勝手をするなよと思うが、しちゃったものは詮無いのであって
「ゲホゲホ、あー目眩、ところで今日って映画の日なんだけど何か観る？」とか言う。
答えを待たず、上映情報なんか確かめるのだけども、その間に同居人は眠ってしまい
何だよ、君のほうが余程疲れているではないか、勝手に好きなだけ寝てろと捨て置く。
と言うか、休暇を自身のために使ってくれてよかった。

こういう少しすれ違った感じは何もせぬほうが良かったかに見えて、そうでもない。
必ずそうでもないことになると限らぬところがまた、難しいのだけども。
2009-07-15 12:45 更新　gremz 森林破壊 大気汚染 オゾン層破壊

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