タコ足廃線、浮き足断線。

Tuesday , 28 july 2009

九州までクルマで出かけたことが一度だけある。
一般常識を備えているひとなら、どうということのないドライヴも
常識一般を備えぬ同居人と私では、到底、一人前の知識に足りず
地理と地名に疎いばかりに無駄に遠回りした。

例えば「淡路」と「姫路」の違いが判然としない。
標識に「徳島だって、四国へ行っちゃうんじゃない」なんてときは明石海峡大橋
渡り切るほかない状況に追い込まれており
料金所で料金を渡して直ぐに「橋の向こうに戻りたい」と間抜けな泣きごとを言って
「じゃ、そこの隙間から」と苦笑する徴収員の指示で、今、来た橋を元へと渡り直す。

そうした愚行を数えられぬほど繰り返してようやく九州へ辿り着くと疲労が激しく
我々の力量では迷いようのない線路を行くのが最善という話になり
同居人も私も運転士の資格及びマイ列車を持っていなかったりして
必要があれば「のぞみ」なんかに乗車して出かけることになったのである。


遠出の必要はそうそう生じず、地理と地名には、未だ、過ぎるほどに疎い。
明石海峡大橋を渡っただけで四国へ行ったものと思い込んでいたりして
橋のどちら側も兵庫県であることを知ったのは、つい最近のことである。
道理で運転士の資格が貰えぬ訳だ。欲しかないけども。
2009-08-15 18:15 更新 gremz 食物連鎖 自然破壊 森林破壊 大気汚染 オゾン層破壊

タグ：正直一遍 運転せぬのぞみ