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海沿いでバタバタ踊る溶けるまで。 [愚]

Friday , 25th December 2009 gremz 自然破壊 森林破壊 大気汚染 オゾン層破壊

仕事納めに3時間の残業をこなして帰った同居人を
上手いこと誘い海へ出かける。
Everybody's doin' a brand new dance now
Come on, baby, do the locomotion な気分で。
134号線走りたいよとか思って。

夜半の道路は空いていて走りたいだけ走る。
助手席の窓から見えるのは
流れる雲に見え隠れする月と暗い暗い海で
カアブか何かでスピイドが落ちると
浜へ白く寄せる波が美しい。

陳腐なイルミネイションは片付けられたのか
クリスマスの気配が微塵もなくて素晴らしい。
そう言えば今宵の残業を予感していた同居人は
昨夜ケイキを持ち帰る小賢しさを発揮していた。
コンビニで買ったケイキなんか食わねえよ。と言うと
コンビニじゃないよ。
コンビニの駐車場で買ったんだ。
なんて言うのだった。
私は皿にも移さずろうそくに火をつけた。 2009-12-31 11:40 更新

24日のケイキ。
退屈なレイニー

カネから未来を逆算するなんて
   馬鹿げすぎてるってあいつ言ってたっけ
国中に風が吹いてみんな狂ってった
あいつらの腰の揉みかた
そいつがむかつくんだって

俺にはひとつだけ大切なものがあった
でもそれ風に吹かれどこかへ飛んでった
俺らの心のなかに卑怯が育ってった
あいつらの首の振りかた
そいつがむかつくんだって

終わっていくもの
それが大事なんだ
壊れていくもの
それが大事なんだ
国中に雨が降ってみんな腐ってった
鳥が風のなかをどこまでも真っ直ぐに

退屈なレイニーデイ退屈なレイニーデイ
神の手がいまはもう

悪人の惨めな顔がテレビの笑いものだった
ガッツにひかりがあかりがぜんぜんあたらないんだって
ヒーローがへまをやってみんなきまずかった、でも
十秒間我慢をすればすべては流れるんだって

貧乏な人達がコンビニの駐車場で
   寂しそうにしゃがんでいたぜ悲しそうに笑っていたぜ
ぜんぜんカネがなくて飯が食えないんだって
いつでも笑いあって生きていたいのにねえ

退屈なレイニーデイ無人情なあいつらと
退屈なレイニーデイ無関心なわたしたち
神の手がいまはもう

オレ虹が見たくて、でも
オレ海が見たくて、でも
音楽で心が溶けて労働ができなかった
光り輝いて才能が通り過ぎてく
雨の中で雨にぬれてオレひとりで笑ってったっけ

滅びていくもの
それが大事なんだ
壊れていくもの
それが大事なんだ
みんなが爆撃されて
みんながなぎ倒されて
みんなが犠牲になって
世界がひとつになった

退屈なレイニーデイ退屈なレイニーデイ
神の手がいまはもう

カネから未来を逆算するなんて
   馬鹿げすぎてるってあいつ言ってたっけ
国中に風が吹いてみんな狂ってった
あいつらの腰の揉みかた
そいつがむかつくんだって

いつもそうだふぬけ野郎
いつもそうだまぬけ野郎
助けが来たときにはみんな斬り殺されて
悪人はどこかへ逃げてフルーツポンチを
   食ってる、食ってる、食ってる
いつもそうだぜ、いつもそうだぜ
不細工、現実いつでもそうなんだ

( 町田康全歌詞集より )
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