鶴の裏返し。

Thursday , 14th April 2011　　gremz 自然破壊 森林破壊 大気汚染 オゾン層破壊

春休みも終わったのだと気付くのは
ドアフォンの電源を入れた途端
拙宅前を通学路とする小学生にピンポンダッシュされるからである。
懲りないひとたちだ。

呼び鈴の音は得体の知れぬ不安を煽るところがあって
出来るだけ聞かずに済ませたい。
訪問者があるらしき日あるらしき時間だけ電源を入れることで
用事のあるひとにだけ鳴らしてもらうつもりでいる。

それがたまたま通学時間帯に当たってしまうと
たちまちピンポンダッシュされるのである。
小癪な。許せぬ。

家を飛び出しそれらしき小学生を追えば
慌てて逃げる素振りで容疑者を絞ることができる。
目星がついたらもうひと踏ん張り
うぉおおおおなどと声を上げながら走る速度を上げる。
容疑者を追い越す。
少し通り過ぎてから立ち止まり振り向く。にやりと笑う。
戸惑った顔の小学生が突っ立っている。

酷く体力を使うけれども
これくらいしないと無駄に呼び鈴を鳴らされた不快感を表現しきれぬ。
トラウマなんて知らない。2012-09-30 20:40 更新 536日遅れ

タグ：ピンポンダッシュ 小学生