女たちよ!/ 伊丹十三 [本]
時に自身の理解の及ばぬひとに対して
「頭を割って見てみたい」などと言うことがある。
割ったところで思考回路が解る訳も無く
目前の光景に気分が悪くなって卒倒するかもしれない。
大抵はじっくり話を聞いて考えを知ろうとするか
「そういうひと」として諦めるしかない。
随筆が著者の考えに正直なものであるとしたら
ある事柄についてのあるひとの考えを
手に取るように知ることができる。
広範囲な考えが、整然と並べられた頭脳。
近くにいたら煩わしいかもしれぬ。
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