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もう少しだけ優しくと思うのは我侭なの?贅沢なの? [愚]

Wednesday, 7 May 2008

時に酷く眠くなる。
睡眠の浅さや短さから考えれば眠くなるのは当然かもしれぬが
ここ暫くそうした感覚がなかったせいか直ぐには眠さが原因とは気付かなかった。
急激に身体中が重くなり首の力が抜ける。
頭は前後左右四方八方と方向を選ばず稲穂並みに地に向かって垂れ下がる。
で眠ってしまうかというとそうでもなく
頭をのせた首がへにゃりといったあといくらもしないうちに意識がはっきりする。
首の筋を違えるかと思うほど容赦なく下がった頭を
誤魔化しながら徐々に元へと戻す。
身体中のどこにも全くないのではという筋肉ながら
このようなときばかり存在を露骨に主張して扱いを誤ると大変かもねと脅してくる。
ご機嫌をうかがわねばならず厄介である。
しかし首は扱いさえ上手くやればどうにかなるが全身の虚脱感はどうにもならない。
急激に重くなるだけならまだしも何とも表現しがたい感覚が全身を包む。
起き上がっていて辛く横になっても楽にならない。
生きながらに地獄の苦しみだなどと大袈裟にもがくが知らぬ間に寝ている。
寝てしまえば地獄の責め苦により目覚めることもなく
全ては眠さによるものと判明した。
このどうにもならぬ全身のゴム化的虚脱より前にあくびなどの可愛らしいやり方で
眠くなってきているのであるなと自覚させる方法を何故選ばぬのか
責任者がいるのであればじっくり話し合いたいと思うのである。

同居人は未だ生姜伝説なんてものがあったのかって話であるが
それを固く信じているらしく炒飯でさえ大量投入していたのであれば
生姜焼きには当然半端ではない量の生姜がぶち込まれていた。
それはひと口ごとに「ひいはあ」呼吸せねば辛くてやってらんねえくらいなのであり
いつ涙や洟に襲われるか知れずティシュも手放せぬ。
決して美味くない訳ではなくむしろ美味いとさえ言える。
が生姜が十分の一せめて五分の一ならという気持ちがどうしても消えず
ものには限度ってものがあると長く言い伝えられる事実を
いい加減受け入れてみてはどうかと思う。

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