生まれる前に消えた命、カラスを疑ってみたり。

Saturday , 7 June 2008

私は知己のクルマの助手席へと乗り込んだ。
走り出すときになって知己が「いただきます！」と言う。
誰か他に知った顔があり挨拶を要した訳でもないが
「行ってきます！」を言い間違えたと言ってほしかった。
訊けば意味も無く口をついて出たのが「いただきます！」だったらしい。
もうじき昼食という時間ではあったが食料調達へと出かけた商業施設の駐車場内で
それを言う必要があるのだろうか。断じて無いと思う。

過日、とあるブログで破壊された燕の巣を見た。と書いた。
そのときは他人ごとで同じことが我が身に起こるとは思っていなかった。
「きっと巣立った」などと慰めてくれるひとがいたとしても私の場合は無理だ。
巣は完全に落下し卵は押し潰されたようにヒナとなるべきものがそこに飛散している。
卵の殻は戦利品にされたのか消えていた。
親鳥は巣の消えたことが理解できぬのか腹を立てているのか
何度も旋回してはかつて巣のあった壁へと飛んでくる。
いくら飛んで来ようと、そこには壁のほか何も無い。

タグ：いただきます ツバメの巣

コメント 2

心が痛みます。
私のインコは３羽目が孵化しましたよ。
by たか (2008-06-08 02:50) 

たかさん、いらっしゃいませ。
３羽目孵化はめでたいですが一生モノなので安易な命名は困ります。
「いっつも怪我」の怪我ついでなどと自棄にならず慎重にお願いします。
ツバメはがっかりです。こんなことならたかさんに託卵すべきでした。


by hinemosu-bomb (2008-06-08 07:10)