敗者と勝者、鏡を挟んで。

Friday , 20 February 2009

過日、テレヴィジョン番組を見ていると大物ミュージシャンと呼ばれるひとが出演していて
「ドームを何回も満員にした」とか何とか言っていて、確かに分かりやすい表現ではあるし
それはそれで大変なことだが、音楽とはそんなものかとも思った。

私は音楽を絶対的優劣のない数字などでは表せぬところに置いておきたい。
それを商売とするひとはそうも言っていられぬかもしらんが
大勢に受けたなんてことを得意がられては夢が壊れる。
何よりも自身の道を極める、そんな感じでいてほしい。

価値とか意味なんてのは個人で異なるので詮無いのだけども
そうした異なる柵を飛び越えるのはマーケティングに裏付けされたものなどではないと信じる。
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