バイソン草を食む日暮れ。

Wednesday , 8 apr 2009

コインランドリーの洗濯乾燥機に洗濯物を詰め込み
６０分コースを選び、その場を離れた。
きっかり６０分経ったときに居たのはコインランドリーの駐車場であったが
店先の駐車場であれば遅れたというほどのこともなく特に問題はないように思う。

しかし、甘かった。それが数十秒であっても待てぬひとは待たない。
店内に入ると件の洗濯乾燥機では他人の洗濯物が回っており
私のそれは何者かによって大きなカゴへと乱雑に放り込まれているのだった。
ま、いいっちゃいいのだけども、衣類を移したひとが誰か分からぬと思ったとき
「やっべ、パンツ入ってたかも」なんて声が少し響く感じで出たりはした。

すると店の片隅にいたおっさんが、そんなところにドアがあったっけってドアから姿を消した。
化粧室か何か知らぬが、店外に通じるドアではなく、いずれそこから戻らねばならない。
と言うか、その突然の行動は数十秒を待たなかったのは彼である証のように感じた。
他に店内にひとはなく、洗濯乾燥機の残りタイマーが５８分数十秒であれば疑いは濃厚だ。

状況証拠しかないのだけども、ドアの向こうに消えたのも何かの前振りと捉え
店内の椅子やテーブルを使ってドアの前に簡易なバリケードを拵えてみた。
出ようとして出られないほどでなく、かと言って直ぐに出られるものでもない具合に。
ちょっとした遊びと考えてもらって構わない。おっさんも楽しんでくれたと思う。

2009-05-09 22:40 更新
gremz ヒートアイランド現象 気候変動 エネルギー問題 自然破壊 森林破壊 大気汚染 オゾン層破壊

タグ：正直一遍 コインランドリー バリケード