当たり障りのない真実。

Thursday , 9 apr 2009

ベラミというのは画面左上でスプーンを目に当てているジニアスのことなのだけれども
何て言うか、ギターとピアノを抱えて生まれてきたんじゃないかってひとだ。

以前、テレビジョンを足の間に挟み込むという大胆な方法で万引きを試みたひとがいて
歩き方の不自然さで警備員に気付かれたとかいう話を新聞か何かで見たが
何インチにしてもテレビジョンでさえそうであれば
グランドピアノを胎内にというのは、私などであっても、違うか！くらいのことは考える。

それでも、指やなんかを動かすのと変わらぬ所作という具合に楽器を操り
奏でられた音が語りかけてきたりしては
ギターもピアノもベラミの一部ではと思ってしまうのである。

私はこれで風雅だったりするので化粧室に籠るのは思想を巡らせるときに限られるのだが
外出中に「少し、思うところがあって」などとデパートメントストアや何かのそこに駆け込むと
待っていたひとが考えごとが長過ぎるとか、分割して考えるなとか言って煩い。
で、何か知らぬけども、毛糸のパンツを履いて生まれてくれば良かったのにとも言われる。

毛糸のパンツなら、まだ、タンバリンがいいわとか思うのだけども
タンバリンは持って来なかった。
ギターやピアノは尚更である。
５本指の靴下は履いて来たかのように似合うとは言われている。
ひとより多分に風雅なばかりに。

2009-05-15 12:00 更新
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