攫んだ自由は死なない。

Friday , 16th october 2009 gremz 自然破壊 森林破壊 大気汚染 オゾン層破壊

現実を見ろと偉そうな同居人はどうかと言えば実に気楽である。現実も何も超越して。
ひとに「誰しも苦悩して生きているように思う」と言ったとき「そうかな」と訊かれ
導くべき筋へ持ち込むため「そうだよ」と即答したものの例外のいることを言わなかった。
重大事に例外を構っている暇などないのであって。って、その例外が同居人である。

同居人が悩んだり落ち込んだりしたのを見たことがない。
悔やむ過去も案じる将来もない。「今が楽しくなくっちゃ」とか何とかで。
それは何よりと言っておくけども
各人で運用手段を選ぶことになった退職金の割り振りをものの数分で決めていいのか。
ま、貰う前に死んでいるかもしれんし、考えたって詮無いか。

「今日も警察呼ばれちゃった」って「今日も」の「も」とは何なのだ。
「何した」「何も」「何もしなくて呼ばれるか」「呼ばれるよ」
要は知人とコンビニエンスストアの前で立ち話なんかしているとパトカーが来るらしい。
２３時過ぎに、同居人と知人が立っていたのでは、他の客が怖がって入店出来ぬとかで。

警官は「また、あんたか」みたいなことを言い、同居人も「また、あんたか」と返す。
「他に何か言わないの」「言わない」「何で」「それ以上言うと、しょっぴかれる」
立ち話なんかは偶然の産物であろうから控えるのは難しく、しょっぴかれぬ方法があるなら
私の言えるのはふうんくらいのものである。不運ではなく。今のところ。

2009-10-23 09:15 更新

タグ：例外 正直一遍