幻想バブリング。

Wednesday , 24th March 2010-3 gremz 自然破壊 森林破壊 大気汚染 オゾン層破壊

ホテルの部屋へ戻ると私の書いた手紙に返事が届いていた。
手紙というのはホルダで虚しくカラ回りするトイレットペイパの芯に
「嘘！助けて！紙が無い！」などとしたためたものである。
返事はおそらくルウムアテンダントからで
予備のティシュ２箱と予備のトイレットペイパ２本と
いくらかのメモ用紙を部屋に置くというやり方で届いた。
ホルダのトイレットペイパ１本でいいのだけども
確かに、全部、紙。なかなか遊べる。

夜会に記録係として出動。
雨に震えながらどうにか掴まえたタクシーの運転手に行き先を告げる。
露店の綿菓子ほどの白い息が出た。 2010-04-11 02:05 更新

記録係の任務を脅かすのは私の前に立つふたりで
左右に振る腰をぶつけ合ううちはいいが
肩を抱き合う頬を寄せ合うなんてことになると困る。
標的を追いながら気付けば
男性と男性の間で交わされる愛情表現を記録してしまって。

困るしかないのは彼らの愉しみ方が正当なためで
超法規的側面を持つ任務の私にできるのは
今ここで２０センチ背が伸びろと願うくらいである。
２０センチ手が伸びても同様の効果を生むが
後々のことを慎重に考えれば身長に限るのだった。 2010-04-11 09:30 追記

タグ：助けて！紙が無い！ Teenage Cancer Trust 正直一遍