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瓶の中、2%の果汁のしごと。 [愚]

Friday ,10th August 2012  gremz 自然破壊 森林破壊 大気汚染 オゾン層破壊

いつまでも先方へ届かず、日本郵便に問い合わせると目黒区宛ての荷物が北海道へ送られていた。ゆうパックを郵便局へ出すと郵便局員が宛先を見て手入力で行き先記号印字の輸送用ラベルをつくり荷物へ貼る。それが貼られたあとは輸送用ラベルを元に振り分けられ目的地近くの郵便局へ送られる仕組みらしい。郵便局員の入力に誤りがあろうと差出人が宛先にどう書いていようと輸送用ラベルが北海道行きなら北海道へ機械的に送られてしまう。七桁の郵便番号を機械が読み取るのではと訊ねたら、それはハガキ封書の類の話でゆうパックは局員頼りと言う。人間の仕事であればどこかに確認工程が必要に思うが誰がどういう方法で誤りがないか確かめるといった明確な規則はない。呑気なのか余程優秀な人材を揃えているのか間違いが起こることを想定していないらしかった。日本郵便の考えや仕組みがどうあろうと私の目黒区宛ての荷物は北海道へと動いてしまっているのだけれど。

金策で処分品を買い取り屋へ送ったため期日までに届かなければ期日までに送金されずとても困る。経済状況を赤の他人に明かすつもりはなかったが、ちょっとした間違いを大袈裟に騒いでいると思われては心外で実情を打ち明けた。すると、これからXX君が北海道へ向かい@@で荷物を取り戻し即刻目黒へ送る手配をしますと言うのだった。それは荷物の所在確認の電話をしてから郵便局へ出向き直接話を聞くまでの間に局員が局内で決めたことである。今日中は無理としても上手くいけば明日、最悪明後日には配達できます、ご安心をと得意気に言われて局員たちの正気を疑った。確かにそうして貰えば放っておくより早く軌道修正できそうだけれど、送料六百円の荷物とXX君の交通費を比べると無駄の多さに気が滅入る。節約倹約に努める身には罪深ささえ感じる無駄だ。そんな誠意の尽くし方は全くのところ私向きでない。

縫い付けたボタンのような目をした局員たちに、そこはこちらの希望を叶えてくださいと頼み北海道行きは取り止めて貰った。発送ラベルと輸送用ラベルの行き先に違いがないか確認工程を設け誰が入力してもそこで誤りが生じても間違いのない届け先に送られる仕組みをつくってほしい。そう頼んだ。そのようにしますとの返答だったのでそのようになるものと期待しておく。

金策が間に合わなかったときのためにと郵便局長が金を貸すと言ったが金は貰うことはあっても借りませんと普段通り答えてみて、この郵便局の思考回路では実際に金をいくらか出しかねないと気付き、強請りか何かで捕まりたくはなかったので、あなた方からは一円だって貰うつもりはないと慌てて付け加えた。

そして郵便局にクレイマーのリストがあれば私の名を付け加えたに違いないとも思った。これまで載せられずに済んでいたとして。

2014-07-24 17:55 更新 714日遅れ

第49回 夏の文学教室へ行って参りました。
第49回 夏の文学教室

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