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2008年夏、地獄の二泊三日ツアー 初日 [愚]

Monday, 11 August 2008

睡眠不足で、出かけたいという気は少しも起こらず、行き先に疑問もあり、決心がつかない。
決心はつかないが既に決定事項であり今更行かないなどとは言える状態に無く、家を出る。

初めての60000形MSEロマンスカ。
青じゃん!などと思うが自身の額に肉と書かれていても鏡を見なくてはわからぬのと同様に
列車に乗り込んでしまえば車体の色が何色でも変わりない。

ロマンスカ

終点で普通電車に乗り換える。15分を過ぎると目眩。17分を過ぎると冷や汗。
もう駄目かもしれないと思う頃、目的地の駅へ到着。

駅の外へ出ると路面から陽炎って熱波。ただただ暑くて眩しい。
目の前の光景が現実なのか幻なのか判然としない。日陰を選んで歩くが大差ない。
建物の中に逃げ込む。助かったと思う間もなく、食事などという信じ難い言葉を耳にする。

全く食欲などというものを感じてはいないのであるが同行者は一日三食とるべきと考えており
私もそれに異論は無い。先ほどまで電車に揺られに揺られ、慣れぬ日光を浴びたに過ぎず
苦情を言うのは筋違いである。にしても餃子って?ユウリンチイって?という気はする。
油と油と油な食事。だけでも、どうかと思うが、店員が麺類の注文を運ぶたび
持っていくテーブルを間違えるのが気にかかって仕方ない。
一度置いて五歩くらい歩いてからテーブルに取りに戻るというのを少なくとも七回見た。
申し訳無いことではあるが食事がどうにも辛く、涙目百回噛みの術。

餃子油淋鶏

猿とひとが何かやっていた。何をしていたかは、よくわからない。
ひとは愛想よく振舞っていたが、猿は面白くなさそうな顔をしていた。
笑顔の猿というのも見たことないように思う。剥き出しの歯を笑顔というのは別にして。
猿とひと猿
機嫌が悪いと思ったのか同行者より日傘とピアスを買って貰う。
歯を剥き出して礼を述べてみる。

予想外にオアシス出現。少しだけ、気分が良くなる。
ジャンプショップ ここで湯呑みを入手したのだ!

口直しにタピオカ入りグァバジュースを飲む。
VIETNAMESE CYCLO タピオカドリンク

宿泊施設に向かう。チェックインのための行列、一時間待ちって何なのだ。
どこかのアトラクションか。サービス業も地に堕ちたな。ってこの時期出かけるのがアホだ。
などとぼんやり考えていると、同行者から、くれぐれもプチヤクザにならぬよう言いくるめられる。
プチヤクザなんてものを知らぬのでなりようもない。同行者が並ぶ間、ソファで不貞寝。
しかし、疲れた。ホテル従業員との会話は簡略化、同行者が困らぬ程度に。
やっと通された部屋で少し休み、夕方少し出かけ、夜はのんびり過ごした。
早く帰りたい、それだけが頭に浮かんでいた。

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