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砂漠の風、溶岩の熱。 [愚]

Sunday , 19 apr 2009

私の本の在りかを訊ねると、どのような装丁か聞き返され
「確か、金魚の絵が描かれていたと思う」と答えれば、表紙にいるのは亀だったりする。
「やっちまった」と思うが平然を装い「ま、似たようなものだね」などと言う。

そんな具合で視力、判断力、思考力諸々に問題山積、何かと巧く機能しない。
パウエル元国務長官がアフリカ系アメリカ人であることを
ひとに言われるまで気付かずにいて、酷く驚かれたことがある。
人種なんてものは存在せぬと考えてはいるが、それとこれとは別の話で
他者にしてみれば「どこに目が?」レベルで、何も見えてはいない。

「それって何歳くらいのひと?」などと訊かれてもさっぱりである。
考え込み、うんうん唸っていると「誰に似ている?」と別方向からの探りが入り
ようやく「羽生名人!」と出て、あとは訊き手が「30代後半から40あたり」と推測する。
羽生名人がそのくらいの年齢ということも分かってはいないので返答のしようがない。
詮無く「羽生名人と言っても、蛇を捕まえるひとじゃないよ」と自身でとどめを刺す。

こうしたことは一朝一夕にどうなるものでもなく、救いようのない日々を過ごす。楽しい。

2009-05-21 21:55 更新
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