ねじれて錆びる尾を立てて。

Monday , 10 august 2009　 gremz 食物連鎖 自然破壊 森林破壊 大気汚染 オゾン層破壊

現存する生命の「しくみ」はただ一つである - 国立科学博物館のどこかに書かれていたことば。

あれこれ、へとへとになるまで見て回るのだけども
「地球」や「生命」という規模の話は到底一日でどうにかなるものでなく時間が足りぬ。
かと言ってなるほどと思うほどそこへ留まることもしない。
何故なら、いつまで居残ればいいか知れたものでないので。

植え込みの縁に腰掛ける路上生活者らしきひとへ、ハエのようにカラスがたかり
生命のしくみが同じとしても、カラスのほうがハエより随分と煩わしそうに見えた。
どちらであっても頭や肩にのせ、ご機嫌であるというひとの多い気はせぬけれども。

地獄の門にションベンせず、ナマズ料理を食らい、巨大な顔だけの仏像前で涼風を感じ
「しょぼっ」と貶すトーテムポールを熱心に撮影する外国人観光客に少しだけ気拙さを覚え
西郷像に「おいどんはバカボンのモデルでごわす」と話しかけてみたりする。

色鮮やかに並べられた切り売りの果物からスイカを選び、店先で頬張る。
両手を果汁でべたつかせながら、用意された箱へ種を飛ばす。
少しも冷えていないスイカが妙に美味い。　 2009-08-29 15:40 更新

タグ：すいか 国立科学博物館 正直一遍