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どうあがいても飛べないフクロウ [日々の暮らしで思うこと]

Saturday, 20th June 2020

通院。Pさんの運転するPさんのクルマで犬たちと一緒に病院へ連れて行って貰う。私が医者に診て貰う間、Pさんは犬たちと歩き、用意したごはんを犬にあげてくれる。

この先生でなくなったっら病院通いをやめようと思っていた頼りの主治医が2年前の春に転勤となった。カウンセリングと薬が要るため通院をやめられず、別のひとが主治医(ということ)になった。未だ馴染めず、症状や思いの伝わる気がしない。治すつもりがあるのか、よくわからない。一番苦しいときに主治医がこのひとか、酷いな。今はそう思う。

カウンセリングは病院の方針で期限を決めることになって、本当なら疾うに期限切れなのだけど、延ばし延ばしに面倒をみて貰っている。どうあっても来年3月には終わりになるので、それまでに少しでもよくなりたい。知っておくべきことを聞いておきたい。来春で終わりと思うと弱気になるけれど。

カウンセリングでは、考え方の癖を見つけて、そこに自分を苦しめるものがあれば、別の考え方を探してみる、というようなことをしている。それに限らず、パニック発作が辛いとか誰々がどうしたとか何々がこうなったとか、誰にも言えないことや誰にも言いたくないことを話す。話して気が済んだとか考えがまとまったという日もあれば話し過ぎたと落ち込む日もある。

今回は、どうしてもしなくてはならないことしか出来ず、しなくてはならないことで疲れてしまうのと集中出来ないのとで、本を読むとか音楽を聴くとかが出来ない、好きなことが出来ればよいのにと言った。
カウンセリングの先生には好きなことをしたい気持ちを喜ばれた。一年前の私はそういうことを言わなかったらしい。一年前の自分がどうだったか思い出せない。2019年なんてよいことが全然なかったのは確かで、アンタッチャブルの復活くらいしか、よいことがなかった。

以前、カウンセリングの先生に教えて貰ったのは、会えないひとがいるとして、そのひとだったらどうするか、どう言うか、考えてみるということ。例えば、私は頼りにしていた大好きな主治医を失ったのだけど、先生がいたら言うであろうことを考える。
アンタッチャブルの復活しかよいことがなくて暮らしているなんて頑張っていますね、着実に進んでいます。そんなふうに言うだろう。よい方向にだか悪い方向にだかわからなくても、着実に進んでいますと言われた私はほっとして、次の受診日まで生きていられそうに思うのだ。
実際にそう言われたらどんなにかよいけれど、それが叶わぬなら想像してみるというのは悪くない。真にそのひとが言いそうなことであれば誤魔化しでも何でもなく、救いとなり得る。そこへ存在せぬひとが私を助けてくれる。

自分ではどうにも解決出来ない、絶望だというとき、カウンセリングの先生には工夫する知恵がいつもある。そのテレビ番組を殆ど見たことはないけど、先生を見ているとスガシカオのプログレスが聴こえる。本当にプロフェッショナルとしか言いようがない。私は先生なしで過ごせるようになり、ほかの誰かに助かる機会を得て欲しい。そう思おうと思っている。

受診とカウンセリングを終え、頼んでいた診断書を書類専用受付で受け取ったあと、書類代を含めて2680円をSAISONカードで支払う。駐車料金300円は現金払い。

院内のスターバックスがまだ再開しておらず飲み物も食べ物も買えなかった。蛍光色のフクロウがあなたの家へ連れて帰ってと気安く話しかけてきたけど聞こえない振りをした。

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駐車場で犬たちと再会し、Pさんからどの辺をどのくらい歩いたか、誰がどのくらいごはんを食べたかなどを聞きながら薬局へ。リフレックス15mgを3錠、アモバン7.5mgを1錠、ガスターD10mgを2錠、コンスタン0.4mgを5錠、それらを28日分貰い、現金で1650円払った。

続けて食料品を買いにスーパーマーケットへ行った。5000円以内で済ませるつもりが、国産豚ロース肉と十勝カマンベールチーズ(切られていない、90g)が安売りされていて、現金7626円を使った。豚ロースは1627g、十勝カマンベールチーズは5箱買った。ほかには、ベーコン、養殖生銀鮭、いなばライトフレークかつお70g5缶パック、メキシコ産南瓜1/4カット、ズッキーニ、生姜、ミルクのようにやさしいダイズ(豆乳)、極小粒おかめ納豆、胡瓜6本、キリ(クリームチーズ)、煎り白胡麻、ハーゲンダッツミニカップ、ハーゲンダッツクリスピーサンド、白くまデザートいちご(氷菓子)を買った。

13時20分頃帰宅した。食料品をしまったり、犬の手足を拭いたりして、14時20分頃、Pさんが買ってくれたシウマイ弁当を食べた。美味しかった。いつもより蒲鉾が心持ち分厚い気がした。サービスというには微妙で、気のせいかもしれない。

18時過ぎ、Pさんの運転するPさんのクルマで犬たちと一緒にカインズへ行った。坂を下る途中で渋滞が始まり、かと言って脇に逸れて進む道もなく、そのまま渋滞を構成する1台となった。橋の近くまで行くと向こう岸の川に沿う道路の上流側にも下流側にもたくさんの消防車が赤色灯を回して集まっているのが見えた。ウェットスーツを着た救助隊員らしきひともいて、多分誰かが川に流されたのだと思う。橋を渡ってしまうと道の流れがよくなった。

カインズでは柿渋入り床掃除シート、ポリ袋、ヘアカラーを買い、2132円をセルフレジ、auウォレットで払った(auPAY非対応)。

帰宅して、犬に豚肉と胡瓜と魚ベースのドッグフードをあげた(朝はこれに茹で卵を加えたものをあげて貰った)。20時過ぎ、豚肉と胡瓜と胡麻の酢の物とカマンベールチーズとトーストを食べた。昼間買った胡瓜がしなしなで6本も買うべきではなかった。

川に流されたひとは助かったろうか。レスキュー隊のひとたちは家へ帰ったろうか。そう思うけれど、どうなったか知りようがない。川で助けられたひとが家族の待つ家へ帰るところを思い浮かべようとした。部屋には明かりが灯り、食卓には夕飯が用意されている。そこが限界でどこの誰だか知らず、登場人物が思いつかない。突然、息が苦しくなって、耳が聞こえない感じがして、考えるのをやめた。
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