経験せずただぞれだけの止まぬ雨

Friday, 3rd July 2020

朝6時半から7時半まで片付けをしてゴミ袋3つ分のゴミを捨てた。（処分済み 74/500+粗大ゴミ2）

7時45分から8時11分まで牛の歩みで散歩した。(2158歩）玄関先の小さな植木鉢のカモミールがはかなげな花をひとつだけつけた。

8時40分、犬に豚ロース肉と鶏のささみと胡瓜と魚ベースのドッグフードをあげた。

10時過ぎ、ぽつりぽつりと雨が降り、犬に留守を任せ、ひとりでパン屋へ行った。食パン、クロワッサン、ソーセージパン、コーンパン、レーズンパン、カレーパン、フィナンシェなどを買って1800円ちょっと使った（レシートを失くした）。
これまで何も変わりなく営業していたパン屋がコロナ感染防止などのため、定休日の水木に加え月火曜日も休むと貼り紙していて、確かめたら、7月はそのように休みますと言う。金曜日一本槍なので影響はないけれど、何故、今なのか不思議に思う。「7月は」という口ぶりや、感染防止「など」という書き方もあって。
帰途、Pさんのところへ寄り、合鍵で上がり込み、ソーセージパン、コーンパン、レーズンパンを冷蔵庫へ入れた。パンの味は落ちるけど食中毒になってはいけないので冷蔵。

10時48分、クロワッサンとジョンソンヴィルチリチーズを食べ、青いコップで豆乳を飲んだ。クロワッサンをいつもながらにポロポロこぼすので、茶犬が椅子の下で待ち構えて食べ、クロワッサンが美味しい金曜日であるなあという顔をした。

犬の頭の中がどうなっているかわからないけれど、文章で物事を考えているように思う。入浴後に化粧水をつけて何の反応もせず、PCを切ったり携帯電話を置いた後では注目が集まる。リキッドファンデーションを塗りだしたらざわついて、ブラトップを着たとなると騒ぎ始める。これでは全くの裸族だけれど一応何かしらは着ており、それとは区別がつくらしい。
入浴後の化粧水は自分たちとは無関係、しかし、していたことを止めてからの化粧水は出かける可能性があり、ファンデーションをつけたら可能性上昇、ブラトップを着たなら確実だけど置いていかれるかもしれぬから存在を誇示しなくては。みたいなことを考えているように感じる。ブラトップなんていつ覚えたのだ、それをどう理解しているのだと思うけれど。
それから外へ出るなりの服を着たりハーネスやリードを出したら、キャッホーとなる。この段階を追って期待が高まる様を見ると、これがこうしてああなって、そういう考えがあるとしか思えない。
茶犬は私がごはんの支度を始めると真面目にやっているかじっと見張っている（腹ペコなので）。小型犬のごはんは肉も魚も野菜もほんの一掴みで、朝夕とか夕翌朝とか2食分を一遍に作ることが多い。それで次回分をお皿へ入れてラップをするのだけど、ラップを手にした時点で茶犬はごはんテーブルの前へ走って行きお座りをしている。次の分にラップをしたから、そろそろ今日のごはんが配られる。そこまで読んでいるかわからないけれど、私の様々な行動から次に何があるかをいろいろ把握しているのは確か。無邪気な毛むくじゃらとして玩具で遊びながら。

説明書きなど文字という文字を苦にせず読んでいたのは遠い過去のことで、今は読みたい小説を思うように読むことが出来ない。気紛れにブラトップの取り扱いを読んでみると、足から履いて上へ引き上げるという着方の説明がされていて、そういうものであることを何年も着てきて初めて知った。知ったからそのように着るかわからないけれど。

13時17分、白くま（氷菓子）を食べた。そのあとフリトレー肉厚チップステングビーフジャーキー味とフィナンシェをだらだら食べた。肉厚チップスは厚めのコーンチップスで、噛むとバリバリザクザクの音だけがして、頭の中が空になったかと錯覚する。騒がしさに心の靄が消えたように勘違いする。テングビーフジャーキーの味を知らぬのでどのくらい味が近いか遠いかわからない。味はそこそこ濃いけれどバリバリザクザクの心地よさで食べ過ぎる。夕飯が入らなくなって、食べるつもりのカレーパンを明朝回しにした。

夕方は雨で散歩をしなかった。19時頃、犬に朝と同じく豚ロース肉、鶏のささみ、胡瓜、魚ベースのドッグフードをあげた。

胡瓜は刺々があると新鮮と聞いて、そういうものを選び買っている。自分で経験して思うのは曲がっていても味は落ちぬが、中途で太さが変わっているのは駄目で、渋み苦みがあって美味しくない。あく抜きで変わる期待を持ちつつ、輪切りにしてから渋み苦みに気付くので、切り口を擦り合わせる方法を試していない。誤って中途から急に細い胡瓜を買ってしまったら試そうと思う。

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